I want...

04


 絶頂の感覚に体力は大きく削れているというのに、クロウは目の前の狼の性器へとまた手と舌を伸ばしてしまう。


 ちろッ、
「んっは…っ」

 ちゅッ、ちゅッ、
「ん、ゥ…、ん、んンぅ…」

 はむっ、ぢゅるっ、
「んぅ…ッ、んっふ…ッ」

 ぢゅぷ…ッ、ぢゅぽっぢゅぽっぢゅぽっ
「ふッ、んっんっんーッ!」


 びゅッびゅびゅッ!


 性器を舐め回されている側ではなく、舐め回している側であるクロウの花芯こそが白濁を吐く。

「は…っ、は…ぁ…ッ、はひゅ…っ」
「ほら休むなって。ご主人サマは満足してねェよ?」

 狼は腰を揺らし、つまり性器をぷらぷらと震わせる。

「ぐッ…ぅ、ふ、…ッは、」

 クロウは力なくまたそれへと唇を寄せ。


 は、むっ…、

 咥え込み。

 ちろちろちろッ、ちろちろッ

 先端やら全体やらを舌でくすぐり。

 ぢゅッぢゅッぢゅッぢゅッぢゅッ

 頬を窄めて吸い上げて。


「んっ! ッふ…! んッん゙ん゙ん゙ぅ…っ!!」


 びゅるびゅるッ、びゅーッ

 また、イく。


「ハハ、かァーわい。俺サマのちんこ美味し? じゃあ俺サマもつまみ食い続行すんぜ」


 強制的な絶頂に何度も押し上げられて、クロウの躯は物理的な抵抗力を失っていた。

 震えながらも血に命じられると躯は勝手に動き、子犬のように指を握り込んで四つん這いになって、胸を下草にぺたりとつける。腰だけを狼に向けて突き出す形だ。


「ッい、や…だ…ッ、ゃ、め…、やめろ…ッ」

 涙に潤んだ青い瞳が、狼を睨む。


 狼はぶるりと全身を震わせ、「燃えるだけだわソレ」長い鼻面を双丘の谷間へと押し当ててべろりとクロウの秘孔を舐め上げた。


「ひッぁ…っ」

「うーわ。もうトロットロじゃん。3回もイったってのにココにも欲しくて堪んねェんだ? ちゃんと調教されてんだ、ロス卿に」

「うるッせ…! ゃ、やめ、ろぉ…」

「ほォら、狼に雄マ○コべろべろ舐められんの初めてだろ?」

 ぺちゃッぺちゃッぺちゃッぺちゃッ

「ッぁ、あァん…っ、ぁッゃ、だ、やめ…ッ」


 獣の薄い舌が秘孔を撫でる度に突き出された白い双丘が淫らに揺れる。もちろん、クロウの意思ではない。


「かーわい。エロフェロモンダダ漏れ。晩メシちゃんの雄マ○コ、ヒクついて吸い付いて欲しがりまくってんじゃん」

 ぺちゃッぺちゃッぢゅっ、ペチャペチャッ

「ちが…っ、ぃ、や…ッ、嫌ッ…!」


 どれだけの間、そうしていたのか分からない。動けるようになればすぐにまた血を吸われ、血の従属によって躯の自由は奪われるから、逃げられない。


「はぁ…そそる匂い…。晩メシちゃんの雄マ○コの表面、やらかくふやけちまったな。ちんこ欲しくて堪んねェってパクパクしてるぜ」



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