カミツキ！ 14 だが梓織の躯は変わらず、望むままに動かない。 全身全霊で必死に抵抗するも虚しく、梓織はゆるゆると立ち上がって神と向かい合い、より秘孔を衆人へ曝け出すように神の膝を跨ぎ大きく脚を開き直した。 それどころかぐいと体操服を胸までたくし上げて、肩に手を置くと同時に神の顔の前に自らの熟れ切った乳首を突き出す。 「ゃ、やだぁ…っ」 「愛いな…愛い。儂の為にお主が育てた乳だ。大切に頂こう」 「んッぉ…っ、〜〜っは、ぁあ…ッ！ ぁああっ…！」 自らの指で扱き続けた乳首。 それを、ねっとりと熱く濡れた舌や唇に絡め取られるのも初体験で、胸全体に広がった熱はすぐに頭や性器や腰に甘く響き渡った。 ぷちゅぷちゅと花の茎が刺さったままの鈴口から、透明な粘液が無理に溢れ出す。 同時に神の指が再び梓織の蕾を割り、ナカを擦った。 「あッ!? ぁっ…ぁん」 「悦いか、シオリ」 乳頭を軽く噛まれてビリビリ痺れた。視界がぐるぐると回る。呼吸が乱れて、言葉が出ない。 「ぁっぁはっ、はッあっ…！」 「乳を吸うと蠢いて締め付けて来るぞ…、嗚呼ほら、参拝客だ。お主の淫肉を見せつけてやろうな」 「ッは、ゃ…っ！ やっ!?」 参拝客とやらの姿は梓織からはもちろん見えはしないが、秘孔に突き刺さる指は２本に増え、そこをぐぱぁ、と拡げられた。 すぐにそこに３本目が追加されて、更に。 「ゃっゃっ、ゃらっやらぁ！ やめてっやめてぇ！」 秘孔の奥の肉に、外気を感じる途方もない違和感が、羞恥心を限界まで迫り上げた。 石段に伸びた影が近付いてきて、参拝客の存在は嫌でもじりじりと梓織の背中を焦がす。 （っゃだ、ゃだぁあ…っ） ひゅくっ、ひゅくっ、と秘孔が収縮する。 「…っふ、っくぅ…っ」 ぎゅうぅ、と神の黒い着物を握り締め、嗚咽を耐える。 が。なにひとつ変わらない速度で老人が隣を通り過ぎ、石段を上がっていった。 「はッ…あ、あ…ッ、はあっ…」 見えていない、聴こえていないというのは間違いないらしい。 それでも、他者の背を見上げながら乳首を吸われ、秘孔を拡げられ続けている状況はあまりにも恥ずかしかった。 「見られて悦かったか、シオリ。ほら…『へん』になれ。乱れ狂うて精氣を与えよ」 「えっ…ッやっ！ ッやあッ！」 拡げる指は３本とも奥を探り始め、尿道の茎もグチュグチュと激しく抜き挿しし始めた。 ごりゅごちゅッ！ ごりゅごちゅッ！ 「ッひアﾞ…！ ッあﾞあﾞっひ、ひぁっ、っは、はぁッ！ ぁﾞああッ！」 尿道が擦り扱かれる。蠢く肉が掻き回される。 [＊前] | [次＃] 『幻想世界』目次へ / 品書へ |