カミツキ！ 06 くに、くに、くに…っ 「ん、んぅ…ぅッ…！」 『乳は押し倒して捏ねるのが好みか？』 カリカリカリカリっ… 「っは、ぁ…っ！ ぁ、あ…ん」 『なるほど、指先で先端を掻くのが悦いか』 きゅむっ、きゅっきゅっ 「んっあッ…！」 『摘まみ引っ張るのが悦いのか？ 愛いぞ、シオリ…』 ぴんッ、ぴんッ、ぴんッ、 「ッア、ッ、っあ…っ」 『ふむ、弾かれるのも嫌いではないらしいな』 しこしこ、しこしこ… 「はっあ…！ ゃ、ああ…っ」 『そうか、根元から扱くのも好きか。見よ、シオリ。お主のまらがこんなにも悦んでおる…』 じわじわと『痼り』も圧し続けられているような感覚が続いている所為もあって、『神』の言う通り梓織の性器からはシーツに大きな染みを作るほどダラダラと先走り汁が流れ出していた。 （っ出したぃ…っ、ち○こ、触りた…っ） 乳首を捏ねて扱き続ける手は、梓織の願望を叶える事はない。 『いかんぞ、シオリ。種は儂が実体を得てからだ』 「っ？ なに、ゃ、っど、どういうっ…！」 『お主の快楽で精氣が生まれる。今も美味な氣が儂に流れ込んでおるが…種は濃厚な精氣の塊だ。漏らすなど勿体ない事はさせぬ。儂が実体を保つまで神力が戻れば、たっぷり放射させてやろう』 「なっ、？ な、ど、どう…っ？」 しこしこと乳首を虐めている所為で、『神』とやらの言葉がまるで飲み込めない。ふむと『神』は声を漏らした。 『だが、達せぬのもつらかろう。良いぞ、シオリ。乳で達する事を許す』 「ウッ？ っはぁっ…！ な、に、ッ、と、止めろぉお…！」 『うむ。今日だけでも神力が多少戻ってきているな。よし、痼りも練り潰される動きに変えてやろう』 ぐりゅうッ 「ッはぁ、ぁんっ！」 『おお。蜜が滝のようだな。しゃぶりついてやれぬのが残念だが…卑猥なまらを見物するのも悪くはない』 『神』の言う通り躯の奥底がいたぶられ、より強烈であまい痺れが腰から全身に駆け回り、内腿がぶるぶると震えた。 なのに絶頂は訪れず、透明な粘液を垂らし続ける鈴口がくぱくぱと鉢の中の金魚のように動いているのを、梓織は初めて見た。 なのに乳首への刺激は止む事もない。 こりゅこりゅこりゅっ 「ッは…っ、はぁっ…ん…っ」 [＊前] | [次＃] 『幻想世界』目次へ / 品書へ |