A&D 2

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「ぁ…あ…ぁー…、あー……」


 覗き込めば、彼は目を白黒させながら開きっぱなしの唇からとろりとひと筋の唾液を垂らしていた。
 それを見て至る。彼の股間。牡に突き立ったままの金属。

 ぷぴゅッ、ぴゅるっ、ぴゅるっ、ぷちゅちゅッ、

 絶頂はしている。隙間から、透明に混じって白が散ってシーツに染みを作っているから間違いない。だが、遷延しているのだろう、いつまでも。

 終わらない快感にずっとずっと、蝕まれている。

「ああ…またナカに出されてイってるんですね、ウーノくん」

 震え続け、ゃだとかだめとか零す声を無視して彼の躯を支えて起こす。顎と腰へ手を回し、しっかりと。


「見てください…こんなにかわいい…」
「ゃああ…ッく、ぅっ…ひ、ぅ…ッ」

 鏡には映らないが、蕾には太い天使の男根を咥え込まされ、動いた所為で天使の放った白が太腿に垂れる。
 勃起したままの牡には相変わらずリングが先端からぶら下がり、棒を咥え込んだ孔の縁からは少量の白と透明の粘液が飛び散る。
 小刻みに痙攣する下腹と、白い胸に主張する勃ち切った赤い粒。
 強過ぎる快感に蕩けた顔。


 しゃくり上げるウーノへ、天使は優しく囁いた。

「イかせてあげますね。今度は一緒に」

 そして。


「あッあッあッあッ!! ゃっら、らめ、らめッ! こわれ、こわれうぅ! やら、やらあぁあ!!」


 腰を抱く手で牡を掴み、逆の手でペ○スプラグをぐしゅぐしゅと抽送しながら、蕾へのピストンも開始したのだ。

 ぢゅくぢゅくぢゅくぢゅくぢゅくぢゅくッ
 ぶちゅっぶちゅっぷぴゅっビュッビュッ
 パンっパンっパンっパンっパンっパンっ

 尿道を駆け上がった白は完全な放出には至らずまた狭い肉の中で愛液と撹拌されて、行き場を無くしてほんの僅かな隙間から下品な水音を立てて噴き出す。

 激しく揺さぶられる躯はずっと痺れているようで、犬のように垂れた舌さえ仕舞えず唾液もトロトロと散って、終わらない快感に思考が真っ白に塗り潰される。

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