A&D 2

15


 そんな姿を、鏡越しにエディルは堪能する。

「あー…いい…好き…かわいい…。…はい、一回すっきりしてください」

 ぢゅぽっっっ

「ぁ、ぁあぁ゛ーーッ!」

 プラグが引き抜かれたと同時、暴れ回っていた体液は刺激され過ぎて熟れて腫れた狭い道を思うさま撫で上げて放射した。

 待ち望んだ解放にウーノの躯も悦び、柔襞がうねり締まりエディルの男根を舐めしゃぶったけれど、エディルはそれには耐えた。

 混ざり合わない体液でまだらに汚れた鏡を満足気に見てから、ガクガク震えているウーノの躯をまた向き合わせる。

「さあ、イきましょうね。2回目」
「ぇ…ぁ…? ぁっ、あんッあっやッあッあぁッ!」

 股を大きく開かせ、背後から深く深く何度も穿つ。解放されたウーノの牡はぶるんぶるんと無尽に翻弄されて、ぞわぞわと躯中を走る快感に涙が溢れる。
 宣言通り、ビュクビュクッ、と勢いの一切落ちない精子が最奥の肉にぶち撒けられた。

「んッあ…っ、あ…ッあー…っ!」

 じわじわじわっと熱いはずのない精子が堪らなく熱く感じて、躯の奥を溶かして染み込んでいくような感覚が襲い掛かって、

「あぁっ…あー…っ、あぁ…っ」

 びゅッ、びゅくッ、びゅっびゅっ…

「あは。やっぱり『ナカ出しイき』してくれてる…かわいい…ほら、見てくださいウーノくん。これが私の精子で絶頂してる貴方の顔ですよ」

「ぁう…ッ、ふ、ぅう…っ」

「見るの嫌ですか? 大丈夫ですよ。これからずーっと見せてあげますから」

 首を振るウーノに優しくキスして、エディルはウーノの牡を再び掴んだ。
 二度の放出に柔らかくなっているそれ。

「ぇ、…ッ! まさっ…!」
「精子でイくウーノくんすごくかわいいんですけどね。思い掛けず見られた、イってるのに出せなくて悶えるトロ顔のウーノくんが堪らなくかわいかったので、3回目はまたこれ付けましょうね」

 く、ぷちゅっ…

「い、いや! 抜け、抜けよぉ!」
「ええ、ちゃんと抜きますよ。後でね」
「そもそもお前なんで2回も出して全然萎えてねぇんだよ! っあ、ッあ゛ッ!」
「あ、分かります? ウーノくんがかわい過ぎて好き過ぎて全然収まらないんです。どうしましょう、これから一緒に暮らすのに」

 ぢゅくぢゅくぢゅくっ

「ぁ゛あッ! ぁっやっ!」
「それにウーノくんが絶頂するとこ永遠に見たいので、また友人にいい方法がないか聞いておきますね」
「い、いらね、っん、んんッいらねぇえっ…!」

 悪魔の咆哮は虚しく水音に紛れて消された。


end.

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