A&D 2

07


 先端の膨らんだ場所も竿もぱんぱんに腫れた袋も全部一緒くたに捏ね回される感覚に、耳から届く微細な水音に、ウーノの思考は真っ白に焼き切れた。

「ひッ…ァっ…アッ、」
「もう我慢、いいですよ。遠慮なく私の前で白いおしっこおもらししてくださいね」

 ごしごしと雑ながらも優しく股間を撫で回す手は止まらず。


「ッふ、ふざ、ッは、ッはっ、ぁ、あッく、ゥ…ッ! ゃッ…んんんんゥっ!!」


 エディルの掌の下で大きくウーノの牡が跳ね、ビュっ、ぷちゅぷちゅッ、と粘度の高い液体が下着を汚しているはしたない音が僅かに耳に届く。

「ぁー…っ、あ、っは…ぁー…っ、」

 長時間耐え続けた所為だろう。絶頂してからも牡はひくん…ひくん…と断続的に小さく跳ねては、ぷぴゅっ、…ぷちゅっ、とまだ吐精を続けているようだ。

「良い子、良い子」

 だからエディルはウーノの頭と股間を、それぞれ撫でてやる。

「ぁッ、ひ…ッ、ゃ、あ…っ」

 それだけの刺激さえつらいらしいウーノに構わず、エディルは彼の頬に何度もキスをした。


「上手におもらし出来ましたね。かわいいですよ、ウーノくん」


 抱き上げて、ベッドの端に座らせる。そこは正面に大きな姿見が据えられている場所で、エディルはウーノを抱き込むようにして座り、彼の両脚を足でM字に、顎を支えて顔の向きを鏡に向けて固定した。
 素早くウーノのボトムスの前を寛げ「ほら、見てください」彼の耳許で囁く。

「下着、色が変わっちゃうくらい濡れてますよ。一緒に見ましょうか。おもらししちゃったおち○んちん…」
「ぁ、ゃ…っ」

 焦らすようにゆっくり、下着の前を引き下ろしていった。

 鏡の中に映し出されていく、白濁や透明な粘液に塗れて僅かにくたりと力を失っている、赤く腫れた牡。
 ずり降ろされた下着は陰嚢に引っ掛けて、曝け出された牡はいかにも無様だ。

「ゃ…ッ」

 耐え切れず目を瞑るウーノに、エディルは『力』を顎を抑える指先に籠めた。じりじりと肌が焼け付くような痛みに「ぎっ!?」悪魔は目を開いた。

「見てくださいウーノくん。糸引いてますよ。ほら…ネトネト…ほら」


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