Mother's Milk

06


 乳首に滲んだ母乳を、れろりと舌で舐め取って、ガランは子供のように無邪気な顔で笑った。

「これなら、おちんちんはちょっと楽になるよね!」
「あっ、ぁ、が、がら…こ、これ、」

 これでは、意味がない。
 与え続けられる快感は、3ヶ所同時になった分、もしかすると、増強するかもしれないのだ。

 フェイがそう伝えようとしたとき、子供のひとりが目を覚ました。

「ぁっ…」

 子供はすぐにフェイを探し、ガランは蔦を操ってフェイを座らせる。股は大きく開かされ、いつもの授乳のポーズを取らされた。
 小さな手がぷにぷにとフェイのタマを揉み、それから性器にかぷりと噛みつく。

「ふぁっ…!」

 けれどまだ勃ち上がっていないフェイの性器に、そして出てくる様子のない『ミルク』に、子供は不思議がる様子であむあむと性器をねぶり続けた。

「あ、ん、ん…っ」
「あっそっか!」

 ガランが得心し、子供をフェイの下腹部に乗せ、フェイの足首を掴んで仰向けにした。露わになった蕾に、じゅるりと濡れた蔦がまとわりつく。

「蜜を入れなきゃね」

 ぬ、ぷぷ…っ

「ぅあ゛ぁッ…! あ、あ、あぁあっ!」

 何度経験しても、躯の内側を異物に擦られる感覚に、フェイは慣れることができない。

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