犬が舌を垂らすとき

08


 どすりとまた腰に体重がかかり、容赦なくさっきまでシラがしゃぶって濡らした大きな性器が打ち込まれた。

 ずぷぷぷっ!
「はぁああんッ、あぁあっ、す、すごいぃ…ッ!」

 先ほどのセント・バーナードのモノより、太い。
 みちみちと音がしそうなぐらいに蕾を拡げて、シラのナカをいっぱいにする。

 そのあまりの長さに、根元まで入りきったとき、シラは身動きすらとれなかった。

 どぷっ、どぷっ、
「ぅああっ…! あ、やあぁ…っ!」

 挿入が終った途端に大量の精が放出され、シラの蕾のふちからそれは溢れ出し、内腿にまで垂れる。その熱い液体にシラは涙を流して震えた。

「あぁあっ、おきゃ、さま…っ、す、すごぃれすぅ…っ」

 シラがこれ以上精を零さないように蕾を締めつけると、ぐうぅ、とグレート・デンが呻いた。

 するとセント・バーナードがシラの躯の下に頭を潜らせ、ちょうどさっきシラがやっていたようにして、シラの性器を長い舌で舐め始めた。

「ふぁあああっ! あっあっお客さまっ、あっら、らめぇ…っ」

 前を刺激されて力が抜けたシラの蕾で、グレート・デンの抽送が始まる。

「ひゃあぁっ! あぁっあぁっ! らめっあっあっきもちぃい…ッ!」

 ぐちゅっぐちゅっぐちゅっ
 ぴちゃぴちゃ、ぺちゃぺちゃぺちゃ

 ハッハッ、という荒い吐息が、もはや『3匹』の誰のものなのか、判らない。


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