アクマナサカナ 04 脚の細くなった先端で、徐々に硬く勃ち上がるそれを、ぷるぷると弾くのだ。 「ちょっ! ぅンっ、んんン…っ!」 敏感な皮膚が引っ張られる度に、躯の奥の疼きが強くなる。 蛸の脚が下着の中まで入ってきたとき、氷晴はヒクン、と自分のア○ルが動いてしまうのを感じた。 かあ、と顔が熱くなる。 (もう一回、ヤッたら) 3年前の自分が思った、恥ずかしいこと。 蛸の脚に全身を愛撫され、激しくア○ルを犯され、ペ○スを嬲られて、何もかも初めての体験に、酔ってしまっていた。 それが今、蘇ってしまいそうだ。 「っや…! ヤダ、助けッ──!」 操舵室へも聞こえるように、大声を出す。まだ服は脱がされていない。今ならまだ、間に合う。 だが、大きく口を開いた所為で、口内への蛸脚の進入を許してしまった。 「んぐっ?!」 正直言って、だいぶ生臭い。 舌をくすぐり、口蓋をなぞる。気持ち悪いのに、吐き出すことは出来ない。 「んんぅ! んん──っ!」 ぬるっ… 脚が氷晴のペ○スに絡みつき、もう一本の脚がまだ柔らかな陰嚢をこねる。 目の前が一瞬真っ白になって、氷晴の理性はそこで完全に働かなくなった。 ヌ…ヌルル…っ ペ○スの先端の鈴口を、脚が擦る。ぴりぴりぴりっ、と駆け抜ける快感に、氷晴は甲板へ腰を落とした。股を開いて、後ろに預けた体重を腕で支える。 [*前] | [次#] 『幻想世界』目次へ / 品書へ |