淫妖奇譚 弐

05



「ひぁッ! ぁ、あ、あ、やぁっ! あッあッ、や、めてェっ…!」

 突き出した尻に背後から吸い付かれて、ぶるぶる震える双葉の腰の下では、はしたなく勃ち上がったまらから、透明な愛液が滴り落ちている。
 その愛液を触手になすりつけるように、逆柱は双葉のまらに絡みつき、絶妙に締め付けながら擦り上げた。

 双葉が悶えている間に1本の触手が、まらの先端、愛液を溢れさせる孔に、

 ぷちゅううぅッ
「ひぁああッ?! ッぁひ、ひぃんっ…! あっあっう、嘘ッ…! は、あぁあんっ嫌ぁっ! 嫌ぁッ! そ、んなとこっ…?!」

 敏感な尿道を異物に擦り上げられる感触に、双葉はわけが判らなくなってくる。
 堪らなく押し出したい気持ちが満ちて、だが手足を拘束されていて、まらに手をやることすら出来ない。

 更にそれだけでは終らず、初めての感触に涙を散らして悶える双葉の菊座を、天井嘗の舌が割り開いた。

 じゅぷぷぷッ!
「ふぁああッ?! ぁっあッあッだめっ! あぁだめ、やだっ! ッはぁん…っんゃ、やぁあッ! あっおっ奥までっ…そんなっ…あぁッ!」

 犬神に犯されたときとはまた違う。長く熱いものが、グリュグリュとナカで自在に肉をえぐり、嬲る。
 波打つような動きや、先端が探るように内壁を無尽に動き回る感覚に、双葉は自制をなくし、唇から銀糸を垂らして翻弄された。

 ゴリゴリゴリゴリッ

「ひゃああッ?! なっなに?! いやっ、そ、それ嫌ぁあッ!」


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