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06



「『転入生は皆に綺麗にしてもらうこと』、これもここでの決まりだよ」
「そ、な…っぁくッ、ん、ンンっ…!」
「アハ、勃ってきた」

 亀頭をこね続けていた朝井が笑う。
 かぁあ、と躯の温度が上がるのが判った。

 口で、頭でどれだけ嫌がっても、弄られれば反応してしまう躯。


「ぁっ、あぅう…っ」

 クチュクチュクチュクチュクチュ

「あふッ、ぁ、ひ、ひぁんっ! ぁん、ぁ、や、だあぁ…っ」


 言葉も最早半分以上は嬌声と成り果て、残りも惰性のようにしか響かない。

「ぁっあぁあんッ!」
「よし、流そうか」

 博也が言うと、またシャワーが掛けられる。手にまた襞のひとつひとつを拡げられ、丁寧にすすがれる。

「ほら、綺麗になったよぉ、周チャン」
「んじゃ、俺達も周チャンに綺麗にしてもらおうかな」
「ッ?!」

 男達の台詞に周が身を強張らせると、博也がまたくすくす笑いながら言う。

「『転入生は皆を綺麗にしなければならない』ってのも、決まり」
「そんッ…」

 これだけの人数を、同じように手で洗おうと思ったら、どれほどの時間が掛かるのか。

 いや、それ以前に。
 周にそんな趣味はない。他人の性器など、触りたくもない。

「い、嫌っ…無理ッ…」
「もちろん全身は無理だよ。だから周には、皆の大切なトコロだけ綺麗にしてもらうよ」
「まさ、か」
「大丈夫。周には2本の手と、上下ふたつのお口があるでしょ? 4人を1度に相手すれば、これぐらいの人数、すぐ済むよ」

 その優しい口調で告げられた言葉に、背筋が凍る。

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