Welcome!!

05


 5つ程向けられていたシャワーヘッドが、水圧を増して股間に集中し始める。ペ○スに向けて上から下から、ア○ルにもざぁざぁと断続的な細かな刺激が与えられる。

「ゃ、な、にし、て…っ、や、だ…ッ」
「もういいでしょ、石鹸いくよー」
「ひぁっ?!」

 シャワーが途切れ、何本もの手が周の躯を撫で回す。手はどれも泡にまみれ、洗っているように見えなくもない。

「やめ、やめろよっ、ゃ、何してッ…いっ、嫌ッ! 嫌ぁッ!」

 確かに皮膚を這い回る感触に、頭の中で警鐘がガンガン鳴る。眠気に身を任せている場合ではない。
 「!」がくん、と膝を崩され、男達に抱きかかえられるようにされてしまった。力が入らない。

 手は腹部や手足だけでなく、ペ○スやア○ルの僅かな襞まで伸ばして丁寧に擦る。乳首にも何本もの手が伸びて、擦るだけではなくこねたり転がしたり抓んだりしてくる。


 これは。


「いやっ、嫌ぁあッ! やめろよッやめろぉっ! ゃだ、気持ち悪ィ…っ!」

 ヌチュヌチュヌチュッ
 チュクチュクチュクッ

 ヌメる手が躯中をまさぐる。
 卑猥な水音が、聴覚を犯す。


 これは、なんだ。
 何故自分は、手を封じられ、こんな十数人もの男に躯を弄ばれている。


 目に涙が滲む。
 周の心を読んだかのように、博也が言った。

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