君が判りません・後篇

05


 太いぶつぶつのある黒い棒が、陰嚢の下に当てられる。ぐぐっ、と力を籠められると、俺のア○ルはゆっくりとそれを受け入れていった。

「ひぁ、あぁあん…っ、あっあっあっ、あぁあッ…!」
「おっぱいまでビンビンだよ、先生。ね、舐めてもいい?」
「ぅあ…っ?」

 いつもはそんなことをいちいち訊いたりしてこないくせに、後藤は上目遣いで舌を出した。

 選択肢があるのなら、嫌だ、駄目だと言いたい。
 だがその一方で。
 どうしようもなく、期待してしまっている自分に、気付いてしまった。

「――ッ!」

 昨夜散々苛められた乳首が、疼く気がする。

 駄目だ。こんなことは、駄目なのだ。
 嫌な、はずなのに。
 男に。生徒に、こんな。

 だが、異物に躯の奥を犯された俺は、震えながらも、肯いて、しまった。
 後藤は俺の髪を撫でた。

「かわいいよ…先生…」

 赤い舌が、尖った乳首に寄せられていく。

 ちろっ
「はぁんッ…ぁ、あぁ、あぁあん…っ」

 舐められる度にゾクゾクする。歯が当たるだけで、腰が跳ねる。

 のめり込んでいくのを頭のどこかで感じ、俺は手にしたままの玩具を、思わずぎゅうと握り締めてしまった。その、とき。

 かちっ。
 ヴィン、ヴィン、ヴィン、ヴィン――…!

「ぅやぁあああッ?!」

 突然、奥まで埋まっている玩具が、肉をゆっくりえぐって嬲るような、緩慢でありながらも力強い動きを始めた。

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