君が判りません・後篇

03



「ひぁッ、あっゃっ」

 耐え難い排泄のような感覚のあと、ごとん、と床に玩具が抜け落ちた。思わず俺もその場にへたり込む。

「ぁ…っ、あはっ…」
「あーあ先生、ダメじゃない」

 ガクガクと腰を震わせる俺をまた四つん這いにして、後藤は俺の手にヌルヌルする玩具を握らせた。
 いやいやと頭を振ると、後藤は構わずに俺のア○ルを舐めてくる。

 ちゅるっ…ちゅく、ぴちゃッ…ちゅぅっ
「あッ、あぁんっ…! や、やめ、だめだ、ぁ、あぁッ…!」
「先生、ココに挿れるんだよ。このヒクヒクして太いの咥えたいって言ってる、いやらしいお尻の孔にね」
「ッ!」

 後藤の言葉に、思わずア○ルに力が入ってしまった。舌を締め付ける感触がして、余計に恥ずかしくなる。

 恐る恐る振り向くと、後藤はニヤニヤしながらビデオを構えていた。
 見なければ良かった…。

 後藤が俺の手を掴み、ア○ルに玩具の先端を誘導する。

「はい、ゆっくり挿れて、先生。そう…あぁ凄いよ。黒くて太いのが、かわいい青木先生のお尻の孔に飲み込まれてく…」
「ひぁ、ぁ、あ…っ、ばッ、やめろ、その、実況…ッ!」

 後藤の性器とは違うぶつぶつした突起が内壁を擦って、「んく、く、ぅうんっ…」鼻から抜けるような声で俺は啼くしか出来ない。

 強要されているとは言え、自分で自分のア○ルに何かを挿れているというのは、耐え難い屈辱だった。

 温度を感じない異物が俺を犯しているかと思うと泣きたくなる。
 深くまで挿入すると、またダイニングを目指す。

- 70 -
[*前] | [次#]

『学校関連』目次へ / 品書へ


 
 
×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -