好きってなんですか?

04



「先生、泣かないで」

 そう言われて初めて、自分が涙を流していることに気付く。

「先生を俺のモノにしたいんだ。先生は俺のち○こがなきゃ生きていけないってくらいに」

 ちゅぷ、と乳首を含まれると、ビクンと今度は大きく躯がのけぞった。いつの間にかスラックスの窓から出された後藤の性器が、脚に擦れる。

「ふぁッ、ぁっ…!」

 自分でも驚くほどか弱い声が零れて、ガクガク腰が震えているのが判る。無造作に後藤が俺の左脚を持ち上げ、股間に携帯を近付け、


 ピロリロリン♪


 また撮った。画面を突きつけられると、そこには。

「やッ…!!」

 ピンク色で、精液に濡れて光る、ア○ルだった。排泄用の器官をまざまざと見せられたことなどない。

「綺麗だね先生。もちろん初めてなんでしょうね」

 左脚を肩に担いで、後藤が股間に顔を埋める。その状態だけでも発狂モノなのに、後藤はこともあろうかア○ルを舐めた。

「ひぎゃッ?! や、あ、あァ…っ嫌…ッ嫌ぁ…ッ! やめて、やだ、汚…っ」

 クチクチクチ。

 音を立てて後藤の舌がとんでもない場所を舐め回し、そして解すように動く。

「ひぁ…ッ! ゃだ…やめろ後藤ぉ…っ!」

 僅かだが、入っている。何がとは言いたくないが、確かにその感触がある。判る。

「だめぇ…っごと、やだぁ…っだめ…っ」

 いやいやと頭を振り拒絶を続けるが、一向に後藤はやめる気配を見せない。


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