これって変ですか?

04


 
『ぁっぁっ、おっき…ゃだ、むり、もう…っもう…っ!』
「がっかり過ぎてこういうファイルを間違ってクラスメイトとかに送っちゃうかもしれないけど、仕方ないよね」
『ぁああッ! ぅそ、やだぁ…っごと、ごと…っ! ぁあっ!」
「ッわかったから止めろそれ!!」

 大きく股を開いて、ア○ルに太い生徒の性器を咥え込んで喘ぐ自分の声など聞きたくもない。
 咄嗟に答えると後藤は凶悪に笑って、俺の指をヒクつく俺自身のア○ルに導いた。

「んっ…ゆ、ゆび…?」
「うん。青木先生が俺のこと想いながらひとりでおしりの孔に指挿れて腰振ってるとこ見たいからさ」
「…っ!」

 勿論、そんなことしたことがない。
 なにせ後藤は巨根の上絶倫で、家に帰ったら精魂尽き果てていて、自慰なんてできる体力も精力も残っちゃいないのだから。

「さすがの先生でも濡らさずに挿れるのは難しいと思って潤滑剤用意したから、どーぞ」

 当たり前みたいに出されたクリームを、震える指に掬う。
 それをたっぷり皺に塗りこめるみたいにしてから、

「あ、」
「え? な、なんだ…?」
「ううん、なんでもない。ね、愛してる?」
「…っ、…、…ッあ、…あいしてる…」

 嬉しそうな後藤の顔から視線を逸らすようにして、既に小さく開いているソコへ、


 ヌプ…

「ゥ、ウゥ…っ」


 指を押し込めると想像以上に簡単に飲み込まれること自体は、当然と言えば当然なのだろう。
 ほとんど毎日ローターを咥え、ディルドを呑み込み、後藤の性器で掻き回されているんだから、今更指程度の太さなど。


 でも。




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