ガマンできないっ

08


 他者の前で失禁させられた事実に打ちのめされ、顔を真っ赤にしてしゃくり上げ始めた稔に、けれど笠原は容赦がなかった。
 ぐん、と更にナカで膨張したペ○スが奥へ穿つ。

「ンッ、ゃ…っ」
「犯されて漏らすとか変態だね、先生。ねぇ、そろそろ他のも漏らしたいでしょ?」

 笠原の指先が、窮屈な籠の中ではちきれんばかりになっている稔のペ○スの、濡れた鈴口をくすぐる。

「ひゃぅ…っ、らめ、ゃら…」
「もー。何回言えばいいんだよ。俺が聞きたいのはそんな言葉じゃないんだよ。ねえ、言って? 苦しいでしょ、ここ。『お漏らしさせて』って言ってよ、古場先生」

 すり、すり、すり。
 びくっ、びくっ、びくんっ。

 敏感な鈴口を笠原の指が行き来する度に、稔の腰とペ○スが跳ねる。

「ね? 敬次郎、って呼んで」

 すりすり。
「ひんッ…け、じろ…」

「『お漏らしさせて』って」
「ゃ…」
「苦しいでしょ? 言って。じゃないとどうせ外さないよ、これ」

 小さな錠の鍵を取り出して、稔の唇に滑らせる。そうだ。なにがどうあろうと、鍵は外してもらわなくてはならない。


「ん、んぅ…、う、ぅう…、…ぉ、…ぉもらし…させ、て…」


「よく出来ました」

 散々躊躇った末に小さく嘆願した稔に、獣のように獰猛な目を向けて笠原が笑う。
 背後から回った両手がペ○スの籠と鍵に回り、

「ひンっ…!」

 籠が外された途端、赤く充血した稔のペ○スが勢いよく勃起して、さっきまでとは異なる排泄欲が突き上げてきた。
 思わず腰をくねらせる稔の耳許で「エッロ…」と笠原が余裕のない声で呟く。それがまた稔の羞恥を煽る。

「漏らしていいよ、先生。俺がちゃんとお世話してあげるから…っ」
「んッ! んぅッ!」

 ずるる、とア○ルから引き抜かれた楔が、グチュっ! と音を立てて一気に奥まで貫く。
 がたんと大きく扉が鳴った。「聞こえちゃうね」笠原が囁き、ふたを閉じた便座を跨ぐように体勢を変えられ、後ろから獣のように激しく突き上げられる。


 グチュっ、グチュッ、グチュっ、グチュっ!

「んっ、んっ…んッ…っ…!!」

「静かに、先生…誰か来ちゃったらお漏らしできなくなっちゃうよ」
「っ、…!」



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