既に駄目です

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 両手の使えない俺は、俺の痴態に完勃ちの後藤の性器に、すり、と自らの性器を擦りつけた。ぞくぞくっ、と快感に震える。
 蕩け切った頭で、後藤のぽかんと開いた唇を食む。



「ごと、ので、イかせて…」

 いつもみたいに、君の愛を下さい。



 擦りつける性器の先からはかろうじて粘度の低い先走りが溢れて、後藤の性器を濡らす。
 後藤はぐいと俺を抱き締めて、額を合わせ、俺の目を見る。

「先生…本当に、俺のが、欲しいの?」
「ン…」
「じゃあ、挿れてみて。自分で」

 腰を揺らされ、促されて、俺は恐る恐る腰を上げた。
 ぬ゛るっと玩具を抜かれ、「ひ。ぁ」喉が反る。
 手錠を片方外されて、後藤の性器を手に取った。熱くヒクつくア○ルに、そっとあてがう。

「っ、」
「大丈夫、息吐いて」

 腰を落とす。太くてたくましいのが一気に奥まで入ってきて、襞を掻き分けて肉を嬲る。その熱さに俺は夢中になって後藤にしがみついた。

「ひぁあ…っ、ぁ、イ、ぃ、…きもちぃ…っ」

 刺激が欲しくて腰をくねらせるはしたない俺に、後藤は困ったような顔でよしよしと俺の髪を撫でた。

「淫乱教師。ほんと、どれだけ男煽るんだか…」

 少し赤い顔。照れた顔。
 俺のこと好きだって、俺のこんな姿に興奮してんだって、そういう顔。
 蕩け切った俺は、俺の躯は、だから、たぶん、嬉しくなって。

「ひぁ、ちが、…俺のナカ…、も、ごと、の形んなってる…から、ァ、あ、ごと、のが、イイ…っ」
「っ先生…!」


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