卒業記念

07


 ああ、このメンバーが、これで最後だなんて。
 場違いな寂寥感が募る。

「ジル、ぶっ飛んじゃってるね」
「そりゃこんだけ亀頭と後ろばっか責めてりゃなあ」
「あ、じゃあこれは?」

 昭平がポケットから出したのは、スティックタイプのリップクリームだった。
 薬用のもので、メントールの効いた奴だ。
 それを、昭平はジルの赤くなった場所――胸の粒や亀頭、ア○ルにまでしっかり塗り篭めた。

「…ぁ…あっ、あっあっ?! あッやッ! なにっ…ゃ…っアツ…やだ、やだなにこれ?!」

 すぐにジルが躯をくねらせ悶え始める。
 メントールプレイというもので、敏感な場所に塗ればスースーする感じと血が集まって熱いような感じとが押し寄せるプレイだ。
 慎吾も喉飴を舐めた女にフェラされることで体験したことがある。

「ぅああッ、ああッこ、これやだ…ッひ、ぅうッ…!」

 もじもじと躯の疼きに耐えるジルに、司と昭平は胸の粒を爪で掻いて更に過敏にしていく。
 口の端から銀糸を垂らして喘ぐジルのア○ルに、慎吾は容赦なく怒張した自身のペ○スを挿入した。

 ず、ぐぶぶっ…

「ひゃあぁあ?! あぁあッ! ぁひっ…ひぅ…ッ、や、あぁッ…デカ…っ、む、り…っ」
「うひゃ、デカ、だってよ。すげーじゃん慎吾ぉ」
「ホント、ジルって可愛いこと言うね」


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