卒業記念

05



「なッない! そん、な…っ!」
「あ、凄い凄い。ヒクヒクしちゃってるよ」
「ほら、触られたことくらいあるんじゃねーの?」

 司と昭平はジルの過去の体験を知らないらしく、ジルを追い詰めていく。
 ジルの碧の目には涙が盛り上がり、慎吾は仕方なく言った。

「どうだっていいだろ」

 6つの目が慎吾に向き、慎吾は続けた。


「どうせ今からヤるんだから」


 そう言った瞬間の、ジルの絶望したような表情が慎吾の目に焼きついた。それと同時に、途方もなく征服欲が煽られるのを感じた。

 慎吾はジルの脚から降りてそれを肩に担ぎ、双丘を開いて予想通りピンク色のア○ルを観察する。

「ひっ…ゃ、やだッ…やだ、慎吾…っう、嘘だろッ…? なぁっ…」

 ジルが恐慌を来たしそうな表情で必死に言い募る。
 慎吾はただ微笑む。もう止まれないことは、誰よりも自分がよく知っていた。
 この先ジルとの関係がどのように変化しようとも、『親友』に戻れないことは確実だ。しかし自分は離れた場所へ行く。それが、自棄にも似た気分にさせた。

「嘘でこんなことしないさ」

 そう言って、ジルの目にも見えるようにして、ア○ルを舐めた。

 ビクぅッ!
「やぁっ?!」

 舐めながら、解すように指でくにくにと刺激を与え続ける。

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