in 【化学室】

赤羽 涼の場合 6


 
「んなッ?! そ、そんなこと言えるはずッ…!」
「そうですか。では、私もやめられませんね」

 涙をたっぷり溜めた目で訴える真尋に、仕方ないとばかりに涼はピストンする手を速める。

 くちゅっくちゅっくちゅっくちゅっくちゅっ

「ぅあっ! あっあっあっ! や、やめ、や、も、…ああぁっ!」

 涼の手の動きと同じ動きで腰を跳ねさせ、真尋は愛液を溢れさせる。お陰で涼の手はすっかり濡れそぼってしまった。

 その濡れた手で、尿道に刺さったガラス棒をそのままに、スラックスを取り払い、下着は背面だけ脱がせて涼は真尋のア○ルを探る。
 きつく閉じられた肉壷を、ぐにぐにと掻き分ける。

「ひゃあぁッ?!」
「ほら、言って下さい。私が欲しいと」
「や、だ…っ」
「強情ですね」

 前と後ろを、イけない程度の強さで刺激を与え続ける。
 真尋の瞳は数分も続ける内にすっかりと正気を失い、唇の端からは銀糸を垂らした。

「イきたいでしょう? 真尋さん、言って下さい」
「…っだ、さぃ…」
「なんですか?」
「あかばせんせ、を、下さい…」
「聞こえませんよ。何処に何が欲しいんですか?」

 にっこりと微笑んで優しくキスしてやると、蕩け切った真尋の眼が涼を捉える。


「おれ、の奥に…せんせの、…ほし、です…」


 悔しそうに唇を噛む真尋。だが、あの細工――媚薬が効いているとすれば、ア○ルの奥が熱く疼いて疼いて仕方ないはずだ。

「…まあ、それでいいとしましょうか」

 初めての人間に、ここまで言わせるだけでも大変なことだ。

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