in 【化学室】

赤羽 涼の場合 5


 真尋の指先を舐めてやりながら、ゆっくりとガラス棒をピストンしていく。

「んぁああっ、あぁっ、ひぅッ、や、あかば、せんせ…っ!」

 だが、次第に痛みが麻痺してきたのだろう。もしくは素質があったのか。
 一度萎えかけた真尋のペ○スは再び硬さを持ち、眼がとろんと艶っぽく蕩けていく。

「フフ…ココが気持ちいいみたいですね」
「はぁっ、はふっ、ぁ、ひぁっ、や、あぁあ…っ!」

 ぎゅうぅ、と涼の白衣を握り、真尋は翻弄されたまま喘ぐ。腿が震えて、イきたいのだろうと察しがついた。
 尿道からガラス棒を引く度に、白い液体が付着しているのが見える。

「イきたいですか…?」

 胸に手を這わせながら訊いてやる。真尋がこくこくと肯いた。

「なら、私が欲しいと言って下さい…」

 男同士のやり方、ご存知ですよね? そう訊ねると、真尋の顔が一層真っ赤になった。

「そ、そんな段階…ッ、越してるじゃないですか…っ!」
「…?」

 一瞬、何を言われたのかが判らない。
 少しして、ふと思いつく。

「…真尋さん、まさか、男同士で『どこまで』やるか、ご存知でない…?」
「どっ、どこまでって…ち○こ擦り合ってイったら終りでしょう?! こ、こんな…っち○こに入れるなんてっ…!」

 泣きながら喚く真尋に、涼は思わず唖然としてしまう。確かにそういうプレイで満足できるゲイもいるという話だが、あいにく涼はそうではない。


「真尋さん。男同士でもセックスは出来るんです。言って下さい、ア○ルに私のペ○スを入れて欲しいと」



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