in 【音楽室】 山本 海の場合 7 ずっと耐えていた所為で、その射精は長く続き、無防備に躯を開きながら、渉のナカは海を締めつけた。 そのうごめくような動きに、海も限界になる。 「っ渉くん、出すよ…っ」 「あっえっ?! や、やだ、中には…っ、やめろ、マジで、海…ッ!」 男として中出しは許容出来ないらしい渉が、海をさっきよりは強い力で押す。しかし、海はその手首を掴んで更に腰を打ちつけた。 「だめ。俺を拒否なんてさせない…っ」 「いやっ! いやだっ! やめ、中は、マジで…っ! か、い…っ!」 「っくぅ…っ」 渉の懇願も虚しく、海は完全にペ○スを渉の中に沈めた状態で、射精した。 それがどのような感覚なのか海には知るよしもないが、渉は体内に放たれた白濁に絶句して、がくがくと震えた。 茫然としている渉を、海は抱き締める。 「これでもう渉くんは俺だけのモノだね…。他人になんて、絶対にやるもんか」 それからもしばらく行為を続けて、すっかり虚脱した渉の衣服を整えて、海は囁いた。 「ここに居てね、渉くん。俺、ちょっと呼び出されてるから行ってくるよ」 渉は応えなかった。 time goes by... [*前] | [次#] /87 『頂き物』へ / >>TOP |