in 【音楽室】

山本 海の場合 4


 
「や、やめ、見るなッ! やめろ! 莫迦…っいや、やめろ海っ!」
「ふふ、可愛い。俺も舐めてあげるからね」

 ちろっ

「ぅぎぃ…っ!」

 まだ萎えているペ○スを、舌先でかすめるようにして攻める。

 ちろ、ちろ、ちろ、ちろ、

「ッん、んんぅ…っ!」
「腰揺れてるよ、渉くん」

(俺の、渉くん。俺だけの、淫らな渉くん…)

 いつも渉に群がっている奴らは、渉が今こうして海の舌に、指に翻弄されて悶えているなんて、思いもしないだろう。
 少しずつ勃ち上がってくるペ○スに、海はにっこりと笑う。

「俺の舌、気持ちいいの? 渉くんのココ、おっきくなってきた…」
「く、ぅう…っ!」

 暴れようにも後ろ手に手首を縛められ、目隠しされた状態で足首を掴んで大きく開かされていて、そこに更にペ○スへ快感を与え続けているのだ。ろくな抵抗などできるはずもない。

 渉のペ○スが完勃ちになっても、海はちろちろと舐め続けた。

 目隠しの下の渉の頬が、薄紅色に染まる。
 半分開いた唇から、熱く乱れた吐息が漏れる。

 睾丸の形が変わって、次第に尿道口すらぱくぱくと動き始めたのを確認して、海はそっとそこに指を押し当てた。

 ならば次は。


- 7 -
[*前] | [次#]

/87

『頂き物』へ / >>TOP


 
 
×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -