in 【音楽室】

山本 海の場合 3


 
「でも、渉くんは俺の手で感じてるよね? ほら」

 こりこりと股間を揉んでやると、確かにそこには芯を持ち始めた硬さがあった。かぁあ、と渉の頬に赤みが差す。

 海は渉の躯を反転させると、肩を押しつけて膝立ちにさせる。そして自らのペ○スを取り出すと、渉の口許にあてがった。匂いか予感か、素早く渉が頭を引いて逃げようとする。

「ダメだよ。舐めて、咥えて」

 その金色の髪に手を差し込み、がっちりと頭を捕まえる。
 柔らかな唇に、ペ○スが触れる。

「ん…」
「ぐ、ぅううう…ッ!」

 必死で抵抗しようとする渉が愛しくて、海は脚の甲で渉の股間を震わせてやった。

「んわっぁむぐ…っ!!」

 熱い熱い渉の口内に、海のペ○スが潜る。ぐいぐいと頭を寄せ、腰を押しつける。当然海のペ○スはこれ以上ないくらいに育ち切り、渉は込み上げる吐き気に嗚咽を繰り返した。

 変なところで優しい渉は、歯を立てるだとか、そういう反撃は思いつかないようだった。お陰で海はペ○スを渉の舌に、喉に、口蓋に、たっぷりと擦りつけ、堪能することが出来た。

「いいよ、渉くん…、すっごく上手…」
「ぶはッ! お゛ぇッ! ぅえぇ゛…っ!」
「次は俺が気持ちよくしてあげるね?」

 躯を折り曲げてえずく渉に構わず、海は渉を押し倒す。暴れる渉の足首を掴んで、ずるりとズボンごと下着を脱がせると、少し色づいたペ○スが露わになった。

 懸命に脚を閉じて隠そうとするのを、掴んだ足首を左右に開いて晒させる。

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