in 【教室】

本堂 和也の場合 6


 
「ぁ、あ…」

 絶頂させられ過ぎたために恒太の眼は蕩け切っていたが、さすがに和也のモノを見ると、再び表情を引きつらせた。
 そんな顔すら、和也にはたまらない。

「しっかりイけよ?」
「ぅあああああっ! ああぁ、ああ、あ、あぁあんっ、ぅ、あ、あぁんッ! ぁあ、せ、んぱ、ああぁっ!」
「そんな、締めんなよっ…」

 腰を沈めるようにして繋がり、躯をよじって嫌がる恒太の頬に舌を這わせる。そこから耳、首筋へと滑らせる内に、締めつけが少しずつ緩んでいった。
 早速ナカを探り、さっきからいたぶり続けているシコリを押し潰した。

「っきゃああぁあうっ!」

 ドロっ…

「イイ声…、おら、もっとイけよ」
「あぁああっ、ぁあっ! ぁああんっ!」

 学校の教室で、初対面の後輩と交わるスリル。廊下まで響くのではないかと思うようないやらしい嬌声と、突けば突くほど溢れる白濁。目の前の小さな躯に、たまらなく興奮していることに、初めて和也は気付いた。




 ほとんど絡み合うようにして、どれほどの時間、行為を続けたのだろうか。

「か、は…っ、は、ぁ…かはっ、けほっ、」

 叫び続けた恒太の喉はすっかり枯れてしまい、苦しそうな咳を繰り返す。

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