in 【教室】

本堂 和也の場合 4


 そろそろだな、と和也が思った途端、

 びゅるるっ

 和也の口の中に青臭い白濁が発射された。

「っぁ、はぁ…っ、はぁっ…、はぁ…っ」

 恒太はぐったりと力を失い、和也はごくりとそれを飲み干す。恒太のペ○スはまだ上を向いて、ひくん、ひくん、と震えていた。

「ンだよ、まだイき足んねぇんスかぁ? おーしまクンはホント、変態ッスね」
「ひぅ…っ、や、やだ、…なんでっ…」

 和也の言葉に、恒太も勃起したままの自分のペ○スを見つめて、愕然とする。『なんで』と思うくらい、既に何度もイっているらしい。
 そのいやらしさに、ぺろりと和也は唇を舐めた。

「ご希望にお応えしましょーか、っと」
「ふぁあっ!」

 ぱくりと、今度は完全に亀頭だけを咥え込む。どうも恒太は亀頭が特に弱いようで、顔を真っ赤にしていやいやと頭を振りながらも、完全に快楽に堕ちて行く。
 半開きになった唇からは銀糸が伝い、ぼろぼろとこぼれる涙が扇情的だ。

「ぁ、あぁ…あぁん…や、ぁ…っあ、あぁ、あ、んぅ…っ!」

 きゅぅ、と陰嚢が挙上する。和也はピストンの動きを速めて、恒太のペ○スを犯した。

「あぁあっ、あぁ、あぁあああっ! だ、め…っせんぱっ…ぁあッあ、アッ、あぁ――っ!」

 娼婦のような声を上げて、恒太が欲望を放った。
 和也は口許を拳で拭うと、すっかり虚脱した恒太の脚を上げて、肩に担いだ。

「ぁ、ぁ…?」
「まだまだイけるっしょ」


- 22 -
[*前] | [次#]

/110

『頂き物』へ / >>TOP


 
 
×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -