in 【教室】 伊武 秀一の場合 5 「そ、な」 ぼん、と音がするのではないかというくらい一気に茹だって、恒太は慌てて再び俯いた。 「教室でセックスするような淫乱な子に興味はありませんが…、ひとりで致してしまうような可愛らしい淫らさは、好きですよ…?」 「!」 びくん、とまた肩が大きく跳ねる。思い当たる節でもあったのだろうか。 それからしばらく耳許で囁き続け、促し続けると、ゆるゆると恒太の手が、ベルトにかかった。 かちゃ…かちゃ… 「そう、見せて下さい、大島くん」 言葉に踊らされて、恒太は前を開き、散々悩んだ挙句、下着のスリットから小さなペ○スを取り出した。 半分勃ち上がったそれは、正直、彼に『後輩』以上の感情を持っていなかった秀一でも、いじめてやりたいような卑猥さが漂っていた。 (彼が『オンナ』だから、でしょうか…?) まるで同じ男のモノだという気がしない。 じっとペ○スを見つめる秀一に、恒太がためらいがちな視線を向ける。 「…せ、先輩…その、あんまり、見られると…」 「ああ、すみません。じゃあ、どうぞ、シて下さい」 にっこりと笑って、恒太の耳を食む。胸に手を這わせて、突起を探る。 「っぁ、あっ…」 途端に喉を逸らして、きゅ、と恒太がペ○スを握る。その肉の先からは、とろりと愛液が溢れ始めていた。 [*前] | [次#] /110 『頂き物』へ / >>TOP |