in 【屋上】

椎葉 咲の場合 6


 咲の口の中で、冴のペ○スも限界を訴えて震えている。
 それが媚薬の所為だと判っていながらも、愛しかった。だから――もっと苛めてやりたくなる。

 口許を拭いながら身を起こし、再び躯を反転させて、冴の顔を見る。目許は涙で、口許は涎と咲の愛液でドロドロだ。

「下手くそ。そんなんじゃイけねぇよ。上の口でダメなら、下の口でイかせてもらうしかねぇな?」
「げほっ、咲…しょぉ、ひく、なん、なんで…? やだ、おれ、も、ぅ、ひぅ…っ」

 隠語は通じなかったらしく、冴が取り乱すことはなかった。が、だからと言って咲も止まるつもりはない。

「好きだから、ヤりたいと思うのは当然のことだろ?」

 脚を抱え上げて、くち、と音を立てるア○ルにペ○スを押しつける。
 びくんっ! と過剰なほど冴の躯が跳ねた。

「やっ! やだ、咲、やだ、お願…、やだ、やだ…っ!」
「だから学習しろって――の!」

 ずぶり。

「――!! ッかはっ! は、ぁ、…っぅ、や…あ…ッ」
「俺がイったらイかせてやるよ」

 狭くうごめく肉壁を感じながら、咲は恍惚としてゆっくりと腰を使う。引く度にア○ルがきゅう、と締まるのがたまらなくいやらしい。

「ひぁ…っ、ん、ぅ、くっ、ぅ、んッ、ッふ! は、ぁっ、ぁ、ぅ…っ」

 突き上げる度に息を乱し、冴が悶える。放置したままのペ○スは萎えることもなく、咲の動きに合わせて揺れては愛液を撒き散らした。

 ずっとこうしたかった。

「冴…っ!」
「や、ぁっ、んっ、ぅ、…あ、くっ、は、ぁ…っあ、ン、ぁ」


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