in 【屋上】 椎葉 咲の場合 5 躯を反転させ、位置をずらして、咲は真っ赤になって愛液を垂らし続けている冴のペ○スにそっと手を這わせ、同時に腰を揺らして自らのそれを彼の唇に擦りつけた。 「ほら、舐めてやるから、お前も舐めろ」 「ぅ、や…っんむッ!」 「学習しろよ、お前の拒否権なんてねぇんだよ」 拒絶の言葉を紡ごうとした唇に、既に半勃ちになったそれを突っ込むと、冴の苦しそうな吐息が股間に掛かってぞくぞくした。腰を揺すり続けて、強制的にしゃぶらせる。 咲も冴のペ○スをねっとりと舐め回したあと、愛液を吸い上げるようにして咥え込む。ビクビクと冴の内腿が震えて、咲のペ○スへの愛撫がおろそかになる度に、咲は彼の亀頭に軽く歯を立ててやった。 「ふむゥ…っ、ん、ぐ、っ…んゥ゛…っ」 くちゅくちゅ、ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てて、強制的な69を堪能する。 男同士でセックスできることを知らなかったなら、自分がペ○スをしゃぶることなんて、今日まで想像したこともなかっただろう。もちろん、ア○ルを舐められるなんてことも、当然考えたこともなかっただろうが。 正直、冴の口淫は下手くそだ。歯も当たるし、亀頭に集中的に吸いつくなんて芸当もない。当たり前だ、フェラではなくほとんどイラマチオなのだから。 だから、69で咲がイかないことなど、判っていた。ただ単に冴に69をさせたかった、それだけだ。 それだけではあるが、相手が想いびとであるというだけで感度が上がるのは、生物として仕方のないことだと思う。冴の唇から引き抜いた咲のペ○スは、達さないまでも、十分に育ち切っていた。 [*前] | [次#] /144 『頂き物』へ / >>TOP |