小説

攻side 07


何故か腸内は綺麗で、スムーズに指が奥までいく。
多分神崎とやらに何かされたんだろう。
俺は早く解放させてやりたくて、腸内を指の腹で探る。

「…っく、うぅ…ッは、あ…ひゃあッッ!!?」

いきなり触れたしこりのようなもの。
俺がそれを指の腹で擦ると、裕太の体が仰け反った。

女のような嬌声に驚きながらも、俺はイかせようとそこをしつこく擦りあげた。

「ッッも、やだぁ、や、め…ッて」

目隠しが涙で濡れ、唇からは止めどなく嬌声がこぼれる。
俺は痛いほどに張り詰めたモノに手をのばすと、自分で擦りあげる。
指で前立腺を刺激しながら、裕太のモノを口にくわえ込む。

そんなどこぞのAV女優顔負けなことをしながらも、媚薬に浮かされた体は快楽を求め始めた。
すぐ脇では、面白そうに傍観する男達。

俺は涙目になりながらも目の前の時計に目を移す。
後十分。

俺はとにかく早くいって欲しくて、ほぐれた後孔に自分のモノを押し当てる。

拒否するように裕太の手が俺の胸元を弱々しく押すが、今は無理だ。

(ごめんな、裕太。)

「ひゃあ゙ぁぁぁぁッッ!!」

俺はそのまま一気におくまで押し込んだ。

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