in 【化学室】

浪木 咲弥の場合 7


 
「かわいい…っ、もっと、ぐちゃぐちゃになって下さい…っ」

 卑猥な水音で化学室を満たし、真尋が達しそうになると速度を緩めて焦らす。

 最後の言葉を待っていた。

 咲弥が真尋の中に白濁を放ち、けれど5度目の絶頂を遠ざけられたとき、真尋は涙と涎でどろどろになった顔で懇願した。


「ゃっ…だめ、遅くするな…っ! もっと…! 、イかせ…ッ…て…っ」


「それが聞きたかった…っ」

 一気にスパートをかける。
 指先でグリグリ尿道を弄り続けながら、真尋の双丘に激しく腰を打ちつける。

 限界だった真尋は、白い喉と背を反らして、

「あっああっああぁああ――っ!」

 自らの胸に勢いよく吐精した。それは真尋の顔にまで飛び散って、咲弥も二度目の白濁を真尋の中に注ぎ込んだ。

 ずるりとペ○スを抜く。とろりと白濁がア○ルから押し出され、咲弥は口の端を上げた。

「黒川先生、有意義な実験、ありがとうございました」

 にこりと笑ってみせるが、真尋の瞼は既に閉じられて、荒い吐息だけが返った。



time goes by...

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