in 【化学室】

浪木 咲弥の場合 5


 
「先生。教えて下さい。教師が教えるのは、当然なんですよね?」

 これは、生徒にア○ルを掻き回されて乳首や尿道や睾丸を弄られた黒川真尋が、どれだけ快感に耐え、どこまでで理性が崩壊するかを知る、実験だ。

 敏感な場所を擦る度に、ビク、ビク、と真尋の躯が跳ねる。
 ガチガチになったペ○スからは愛液が溢れ続け、眼鏡の奥の瞳が蕩け、もの欲しげな色を帯びて咲弥を映す。

「ちゃんと言わなきゃ判りませんよ」
「ぁ…あ、あ、なみ、き…ッ」

 快感は与え続ける。だが、射精できるほどの刺激は与えない。
 延々と続く快感の渦に、遂に真尋は飲まれたようだった。

「イ…きたい…っ」
「イくって? どんな状態ですか? 俺はどうしたらいいんですか?」
「ッ…ち…こ、から、精液…出させ…っ」

 真尋の顔が真っ赤になって、語尾は小さく消える。
 くりくりと温度計を動かしながら、咲弥はヒントをひとつ贈ることにした。

「ひゃっあ、あぁあっ!」
「先生、言って下さい。こんな細いのじゃなくて、俺のをぶち込んで下さい、って」
「や、ぁああっ、あぁっぁあっ!」

 掻き回し、ピストンし、同時に全身を攻める。快感の渦に巻かれた真尋が、最後の理性を手放すまで、それほどの時間は掛からなかった。


「ッあ、ああ、おんどけ、じゃなくて…っ、浪木の、ぶち込んで…っあ、あ、ち○こから、ひゃっあ、あぁっ、せーえき、出させて…っああ!」



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