混濁

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「次はちょっと太いよ、遊糸」

 ぬぶ、ぶぶ…ッ

「ぅあ! あぁああーっ! ぁあああーッ!」

 遊糸の白い双丘に、黒いバイブが飲み込まれていく。

 アレが、自分の花芯だったら。

 そう考えるだけで、橘の花芯は急速に回復する。逆に、遊糸の花芯は達したこともあって力をなくしている。


「次はコレで15分、な?」


 その次は更に太くして、15分。その次もまた太くして、15分。
 そこまですれば、いかに遊糸の秘孔が狭かろうとも、橘を受け入れることが出来るようになるだろう。

 己の計画にほくそ笑み、蕾の奥までしっかりバイブが入ったのを確認すると、橘は穏やかにスイッチを入れた。

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