【フリリク】カナちゃんと笹山君I 「あっ、ぁ…あぁ……っ」 人の顔の上に、乗ってしまった。 その事実だけで顔面蒼白モノなのに、慌てて退こうとすれば腰と腿を掴まれ更に股ぐらに顔面を押し付けられる。 それどころか、布越しに湿った感触が押し当てられ、グリグリと股間を刺激されれば全身から血の気が引いた。 「っあ、や、どこ…舐め…っ!」 吹きかかる息が、押し付けられる舌が、腿に食い込む指が、ただでさえなれない格好に敏感になっていた全身の神経を掻き乱され、あまりの羞恥に死にそうになる。 「んっ、ぅう…っやぁ…っ!だめだってばぁ…っ!」 それ用のブルマの生地というだけあっては厚くはない。 濡れた舌に抑えられたそこは次第に染みになり、下着を身につけてないそこまで舌の動きが鮮明に伝わってきた。 「もっ、ほんと……信じらんねえ……っばか、笹山のばかっ!」 泣きそうになって、それでも人の顔の上に乗ることに耐え切れない俺はもぞもぞと腰を動かし、なんとか笹山へ負担を掛けないようにするが、当の笹山はというと人の腰を掴まえ更に顔を寄せる始末で。 「原田さん、腰、動いてますよ」 くぐもった声。 熱の篭った吐息が吹き掛かり、ぞくりと背筋が震える。 逃げようとする俺の腰を掴まえたまま、ブルマ越しに肛門を親指で押さえつけられれば「ひっ」と小さく声が漏れてしまう。 「そんなにお尻を押し付けて来るなんて、原田さんがこんなにはしたない方とは思いもしませんでした」 俺もお前がこんなにはしたないやつとは思わなかった。 グリグリグリと親指で穿られれば、中途半端に弄られ熱を持ち始めた体は疼き始める。 布越しのもどかしい指の感触に息が乱れ、鼓動が加速し始めた。 「やめろ…っぉ、も……っ」 「目の前にこんなに可愛いお尻があって、何もしないほうが失礼じゃないですか」 「かっ、……」 可愛い。 こんな状況でその単語に反応してしまう自分が情けなくなって恥ずかしくて狼狽えた時。 腰を掴んでい笹山の手がケツへと降り、ブルマの裾をぐっと捲る。 下着を身に着けていないことを思い出し、慌てて隠そうとする俺。 しかし、その手は呆気なく封じられる。 「ひっ」 強引に曝け出された穴に直接舌を押し当てられ、全身の筋肉が強張った。 舐められてる。 濡れた音が下腹部から響く。 熱く湿った舌が剥き出しになった窄みをなぞるように触れ、あまりの恥ずかしさに顔から火が吹き出しそうになった。 「あっ、ぁ、うそ、っや…っ」 逃げようと腰を動かす度に舌が中へと入り込んで、動けなくなる。 尖らせられた先端にぐちゅぐちゅと入口を解されれば、喉がひくつき声が震えた。 有り得ない。こんなの、有り得ない。 「やっ、やだ、ささやまっ、やめろっ!」 たっぷりと唾液を含んだ舌が内壁を摩擦する度に舐められた箇所が蕩けるように疼き始め、無意識のうちに腰が震え始めた。 笹山の髪を引っ張り、なんとか止めようとするが寧ろ舌の動きは大胆になるばかりで。 大きくなった自分のもので大きく張り詰めたブルマが笹山の目の前にあると思うと、余計恥ずかしくて、申し訳なくて。 「っやぁ、ささやまぁ…っ」 やめろ、と懇願するように必死に腰を浮かそうとするが、思うように腰が立たない。 それどころか、舌を抜き差しされ奥部と入口と内壁をぐちゃぐちゃに掻き回されれば腰がガクガク震え始め、ブルマの中が先走りで濡れ始めるのがわかった。 「はっ、ぁっ、あぁ…っ!」 やばい、やばい、こんなの、全然嫌なのに。 恥ずかしくて嫌で屈辱的なのに、乱暴に丁寧に舌で嫐られればきゅんきゅんと奥が疼き、そして、限界まで張り詰めた性器はブルマに締め付けられたまま中に精子をぶち撒けた。 お漏らししたみたいに広がる熱に、顔が熱くなって、なんかもう、お嫁にいけなくなるくらいに汚された気がしてならない。物理的に。 |