メイド笹山とランデブーA Mっ気メイドコス笹山×Sっ気原田 乳首責め/自慰強要/ぬるい視姦 「っは、ぅ」 胸部から聞こえてくるぴちゃぴちゃと濡れた音とともに着ていたシャツをたくしあげられ露出した乳首を舌で嬲られれば、あまりのこそばゆさに全身が緊張する。 生暖かい笹山の舌の感触がやけにはっきりしていて、静まり返ったバックヤードの物陰、響く水音に体の芯が熱くなった。 「や、笹山」 「嫌なんですか?」 舌先が離れ、濡れ、固く凝った突起から糸が引く。 意地の悪い質問。 尋ねられ、かぁっと顔が熱くなるのを感じながら俺はふるふると首を横に振った。 「もっと、やさしく」 声が震えて、みっともなく上擦ってしまいさらに恥ずかしくなる。 相手と目が合わせられなくて、俯こうとしたら顎を掴まれそのまま唇を塞がれた。 「ふ、んぅ」 濡れた舌で唇を割られ、ぐちゅぐちゅと咥内を掻き回される。 息苦しくて、笹山の肩を掴むが舌を絡み取られれば力が抜けた。 胸に伸びた笹山の指に濡れた突起を優しく撫でられ、ぴくんと腰が震える。 その反応がおかしかったのか、笹山は唇を塞いだままつんと勃起する乳首の輪郭を擽り始めた。 「っふ、くぅん…!」 やばい、やばい、なんかやばい。 確かに優しくと言ったが、あまりにももどかしい指の動きに疼き、だからといってもっと強く触ってとかそんなこと言えなくて、なんだかもうどうしようもなくなって泣きそうになったときぎゅっと突起を摘ままれ声を上げてしまいそうになる。 しかし、唇を塞がれた今くぐもった呻き声に変わった。 「っん、ぅ……ふ……ッ」 指先で乳首をカリカリと引っ掛かれれば痒かったところを掻いてもらったかのように心地よい快感が襲ってきて、だらしなく開いた唇から唾液が溢れる。 それを舐め取られ、そのままちゅっちゅっと顎や唇に軽いキスを落とされれば俺は言い表しがたい甘い刺激に震えた。 「まった、待って、笹山っ」 「…いかがなさいましたか?」 「お前ばっかり、ずるい」 止められ、不思議そうな顔をする笹山に俺は異議を唱える。 すると益々笹山は不思議そうにした。 そうだ、これじゃいつもと変わらない。 ほだされ、流され、結局笹山に主導権を握られて。 しかし今のやつはメイドだ。 お仕置きを希望したのだから俺が主導権を握って当たり前のはずだ。 そう自分に言い聞かせ、きっと笹山を見上げる。 目があって、顔が熱くなった。 不甲斐なし。 「だから、」 そう言って笹山のスカートの裾を掴み、思いきりたくし上げれば肌に張り付いたド派手な下着が覗く。 目を丸くする笹山に構わず、下着越しに膨らんだ性器を撫で上げれば笹山は僅かに頬を強張らせた。 「お仕置き、ですか」 「メイドならご主人様の言うこと聞くんだろ」 やばい。なんか、気分がノってきた。 そっと手を重ねてくる笹山はいつもと変わらない笑みを浮かべる。 「ええ、なんなりとお申し付け下さい」 まだ余裕たっぷりのどこか生意気な態度。 服装というものは不思議だ。 身形一つで対する態度が変わってくる。 そのお陰か、今はただ目の前の笹山の余裕に満ち溢れた仮面を崩してやりたくなった。 ご主人様という俺の設定がそんな征服欲を掻き立てるのだろう。 今ならコスプレイヤーの気持ちも理解できた。 スカートの下。 下着のウエストに指を滑り込ませそのままゆっくりと下げれば、今まで押さえ付けられていた勃起した性器が勢いよく飛び出す。 「……お前、まだなんもしてないくせに」 「言ったでしょう。原田さんと一緒にいるだけで腰にクるんですよ」 ちょっとだけ恥ずかしそうにはにかむ笹山になんだかこっちまで恥ずかしくなって、露出した性器をまじまじと見詰めていると笹山の息が荒くなる。 「なんか、お前変態臭いな。こんな服着て勃起って」 「そんなの、今さらじゃないですか。それより、触ってくれないんですか?」 切羽詰まった声。 顔を上げれば飢えた獣のような目をした笹山がいて、手を強く握り締められた。 「触って、いいのか?」 「お願いします、ご主人様」 その掠れた声にきゅんと胸が高鳴る。 なぜご主人様と呼ばれるのはここまで気持ちがいいのだろうか。 焦燥が滲む笹山につい顔ににんまりと笑みが浮かんだ。 「なら、自分で触ってみせろよ」 「…なに言って、」 「オナニー」 したことぐらいあるだろ。 そう続ければ、一瞬動揺を露にした笹山だったがなんとか笑顔は維持した。 「ふふ、まさか原田さんがそういう趣味だとは思いませんでした」 「俺も、お前がそんな趣味だとは思わなかった」 「お揃いですね」 笑う笹山は自分の短いスカートの裾を掴み、無造作に捲り上げ下腹部を露出させればそのまま性器に手を添えた。 「その代わり、オカズを一つだけ下さい」 溢れる先走りを先端から裏筋へとクチュクチュと音を立て全体に塗り込む笹山は息を吐き、俺を見る。 目があった。 「オカズ?」 「乳首、見せてください」 乾いた唇を舐め、俺を見据える変態メイドの要求に思わず制止した。 「出来れば舐めたいのですが」 「だ、だめに決まってんだろ」 「なので、服を捲って下さるだけでいいので」 後はこっちでしますから、とやけに真面目な顔をして頼まれついほだされてしまう。 まあ、見せるだけだし、懇願されて悪い気はしない。 「…あんま、見るなよ。…恥ずかしいから」 おずおずと服の裾を持ち上げ、胸元まではだけさせる。 先ほどまで弄られていたそこはつんと尖ったままで、こちらを見る笹山は笑った。 苦笑。 「それは、なかなかキツいお仕置きですね」 |