雑多な小ネタ置き場。
更新履歴には載せないので
ちょくちょく覗いていただけると。



2016/02/14 Sun (22:09)  

たまには他のキャラも見たいYO!!というコメントをいくつかいただいていたので。


【好きな子からバレンタインチョコを貰った時のディオ・ブランドー】

ディオ「フ、フン!貴様もどうやら菓子会社の陰謀にまんまとハマった低俗な人間だということが証明されたなァ!こんな陰謀にでも乗じなければ好意や感謝を伝えられぬとは浅ましいことよ!ここで断りでもしたらその手のチョコレートも本来の目的を遂げられずに価値を失うワケだ!なんとも滑稽だなァ!・・・が、食べ物を無下にするのはこの俺の本意ではない。受け取ってやらんこともない」

その後ご帰宅。

ジョナサン「あ!ディオおかえり!チョコもらえたんだって?」

ディオ「・・・・・・」

ジョナサン「ディオ?」

ディオはジョナサンの問いかけにも応じずスタスタと歩みを進め、自室に入り鍵をかける。

そして。


ディオ「URYYYYYYY
YYYY!!!



奇声とともにゴロンゴロンガタンバタンという音が聞こえてきたとかこないとか。チャン♪チャン♪


ジョースター卿「何事かね?!」

ジョナサン「待って父さん!今行かないであげて!ディオは今本命の子からチョコが貰えて狂い悶えているんだ!喜びでッ!!


***
当サイトのディオ様は残念な感じになっています(事後報告)





2016/02/09 Tue (22:53)  

同棲中の彼らの服に口紅の跡が!!それぞれの反応。

シーザー…「あぁ、シニョリーナとぶつかった時に掠った跡だよ。フフ、やきもちを妬いてくれたのかい?俺は付けられるなら君の口紅がいいんだけどな」と言って迫ってくる。

シーザー(スケコマさないver.)…「気になるのか?どうして?(ニヤニヤ)」どうしても貴女の口から「シーザーが好きだからだよ!」と言わせたいらしい。煽ってくるスタイル。

ジョセフ…「えっ、えーっとコレはそのォ・・・男の甲斐性ってゆーかァ、俺ってばモテモテで−−−って待て待て冗談だって!荷物まとめて出て行こうとしないでお願いダーリン!!」逆に怒りを買うようなことを調子こいて言っちゃう。

花京院…「?! 違うんだ!断じてやましいことはないッ!本当だ信じてくれ!!」誤解されたくなくて必死。

四部院…「あぁ、昨日ぶつかった女性の口紅だね。クリーニングに出す前にある程度落としておきたいから、君のクレンジング借りてもいいかい?」冷静。そして自分でお洗濯する。


(長いことご無沙汰していてすみません!!)
(そして一周年ありがとうございます!!!)





2015/11/28 Sat (23:44)  

寒〜い外から帰ってきた彼らを出迎えると。

シーザー…「寒くて仕方がないんだ・・・君のその柔肌で温めてくれないかい?」いかがわしい方にもっていこうとする。

シーザー(スケコマさないver)…「あー寒い寒い」と言いながら貴女を抱き込んで湯たんぽ代わりにする。

ジョセフ…「・・・・・・」隙を見て冷えた手を貴女の服の下に滑り込ませてくる。貴女が悲鳴を上げること間違いなし。

花京院…「ココア淹れたよ。飲む?」何故か貴女の分の温かい飲み物も用意して一緒に暖を取る女子力の高さ。





2015/11/11 Wed (23:55)  

ポッキー&プリッツの日!!
〜ジョセフver〜


ポッキーを食べながら雑誌をめくっていると。

「お!いーもん食ってんじゃ〜ん!」

「ん、今日はポッキーの日らしいからお菓子会社の陰謀に乗るのも悪くないと思って。食べる?」

「食べる食べるゥ〜♪・・・ってあと1本しかねぇのかよ!!」

「え!もうそんなに無くなってたっけ。まぁ、1本で良ければそれどうぞ」

「足りねェ〜・・・」

「ジョセフは例え1箱あったって足りないでしょーが」

「・・・」

最後の1本をジョセフにあげちゃったから私も今咥えてるのでおしまいかぁ。なんてぼんやり思う。

「なぁ。ちょいこっち見て」

「んー?」

言われた通りに顔を上げると。

「!!?」

咥えている方とは逆の宙ぶらりんだった先をジョセフが一気に食べてきた!気がつくと目の前にはジョセフの顔がどアップで。触れ合う前髪もその近さの証拠だ。

き、キスされる!!

私は咄嗟に目を瞑った。


ポキッ


「・・・?」

唇に何も触れない。そして触れていた前髪の感触も無くなって、そろりと目を開けた。そこには。

ニヤニヤしなからこちらを見下ろしてくるジョセフが。

「なになに俺とちゅーしたかった〜ン?ざーんねん!ジョセフ君の唇は安かないのよン♪」

そう言ってもぐもぐと口を動かすジョセフに、私は自分がどんな展開を想像していたかを思い返し。そしてそれをジョセフに見抜かれていることに、とてもとてもいたたまれなくなり。

「〜〜〜高くても安くてもお断りだバカッ!!!」

という捨て台詞を吐いて走り去ったのだった・・・。



11月11日!



一瞬でも期待した自分が恥ずかしい!!









「・・・あ〜っぶねーーー!!!」

アレって俗に言うキス顏ってやつじゃねーかマジでしそうになったぜ・・・!いや、しても良かっ・・・いや駄目だろ!!よく耐えたエライぞ俺マジでグッジョブ!!!・・・いや、やっぱ事故ってコトにしてしとくべきだったか以下略

と一人頭を抱えるジョセフの姿があったとかなかったとか。


***
過去の小ネタより。





2015/11/07 Sat (23:00)  

貴女が床に体育座りでテレビを見ていると。

シーザー…貴女を横抱きにして自分の膝に乗せる。

シーザー(スケコマさないver)…貴女に足を伸ばさせて膝枕。

ジョセフ…足の間に貴女を挟んで後ろからがっちりホールド。そして貴女の頭に顎を乗っけてくる。

花京院…隣に同じく体育座りで座る。

それぞれその体勢で一緒にテレビ鑑賞することに。





2015/11/04 Wed (23:04)  

未だにハロウィンネタ!
・・・ハロウィンネタ?(疑問)


ジョセフ「トリックオアトリート!!お菓子くんなきゃ悪戯するぜ〜?」

貴女「はい!お菓子だよ!」

ジョセフ「サ〜ンキュ♪・・・ん?おい、何でキノコの山なんだよ?普通タケノコの里だろーが。

・・・ハッ!もしや貴様キノコ派かッ!!」

貴女「何ッ?!タケノコ派だと!!我らは決して相容れぬ存在・・・!」

ジョセフ「生かしてはおけぬッ!!」

貴女「よろしい、ならば戦争だッ!!!」




シーザー「・・・・・・ノリいいなアイツら」

戦争と題したじゃれ合いを静かに見守るシーザーだった。



きのこ or たけのこ



あ、私たけのこ派です(火種)





2015/11/01 Sun (22:41)  


コンコンコンコン!

ディオ「なんだ夕食後の貴重な読書タイムに・・・」

コンコンコンコン!

ディオ「しつこいな!今出るわ!」


ガチャ・・・


部屋のドアを開けると。
意外ッ!それは魔女の三角帽子を被ったジョナサン!!


ジョナサン「トリックオアーーー」


バタン!ガチャ!
(ディオが即行で扉を閉めて鍵をかけた音)


ジョナ「ディオ?!なんで閉めるんだい?!開けてよ!!」

ディオ「俺はそんな低俗な慣わしに付き合わんぞ!」

ジョナ「低俗じゃないよ!ハロウィンの起源はその昔、一年の終わりを10月31日とするケルト人のーーー」

ディオ「ええい貴様の薀蓄は聞き飽きたわ!とっとと帰れ!」


ガンガンガンガンガンガンガン!


ディオ「やかましいぞジョジョ!!」

ジョナ「ディオォォオオーーッ!君が!お菓子をくれるまで!ノックするのをやめないッ!」

ディオ「闇金の取り立てか貴様はァァアアア!!!

その後ジョースター卿が現れるまでこの攻防は続いた。


Knock or Treat!!


幼馴染コンビver.





2015/10/31 Sat (23:45)  

10月31日だ!ハロウィンだ!!ということで今日一日、人々はお決まりの台詞を言う。シーザーも例外ではなくーーー

「Trick or kiss?」

思いっきり例外だった。

「さぁキスするか、悪戯されるか。どっちがいいんだ?あぁ、キスはもちろん唇な」

そう言いながら、指で私の顎をクイっと持ち上げる。うわぁどっちに転んでもオチが見える・・・!

「おかしいよその二択!お菓子は?!」

「甘いキスをすればお菓子はいらないだろ?」

「いちいちロマンティックなこと言うのやめて鳥肌立つから!

・・・せっかくお菓子、作ったのに」

バッグの中に、作ってきたカボチャのパウンドケーキ。ハロウィンにお役御免なんてあんまりだ。

「シーザーに食べてもらいたかったのに」

唇を尖らせ、プイッとそっぽを向く。

と。

いじけた唇に、シーザーの唇が触れた。

「?! ちょっと・・・!」

「そんな可愛い事を言う奴にはキスをプレゼントしなきゃな」

コツ、と額を合わせた至近距離でシーザーが意地悪く笑う。

「それじゃあ、お菓子はお前ごと貰おうか」

あぁ!結局はシーザーのイイトコ取りなのね!!


Happy Halloween!


スケコマさないシーザーver。





2015/10/24 Sat (22:12)  

CM『生理中のダルさ、イライラによく効きます!お薬で治せるんです!!』

花京院「・・・女性は大変だなぁ。君も生理中って何かあったりするのかい?」

アホの子(夢主)「私?あるよ!」

花京院「どんな症状?」

アホの子「人肌が恋しくなるから典くんにくっついてる必要があるよ!!」

花京院「・・・それいつもと変わらないじゃないか」

アホの子「要するに通常運転だよ!」


要するにいつも典くん大好き。





2015/10/22 Thu (23:58)  

【期待】

ジョセフと向かい合って話していると。その長いバサバサ睫毛(羨ましい!)にどうやら小さい塵がついているようで。一度気付いてしまうとなかなか目が離せなくなって。私はその睫毛をじっと見つめてしまった。

「・・・? なになにィ〜?俺のハンサムフェイスに見惚れちゃったァン?」

「ジョセフ。目、瞑って」

「は、ハァ?何だよいきなり・・・」

「いいから」

有無を言わさず促すと、ジョセフは意外にも大人しく従った。その睫毛の塵を取るためそっと顔を近づけると、気配で察したのかジョセフが閉じている瞼を更にぎゅっと固くした。・・・そんなに緊張しなくても。

ジョセフの睫毛に付いていた塵をそっと摘む。

「・・・よし!取れた!!」

その私の言葉に、ジョセフの目がパチリと開く。

「・・・は?」

「睫毛に付いてた塵!取れたよ!」

満足した私に反し、ジョセフの眉は不可解そうに歪められ。

「ハァ〜〜〜〜〜ッ?!」

どうやら大いに不満があるらしい。

「ど、どしたの何か不満だったの?」

「不満も何もチョー不満ですゥ〜!!期待させるだけさせといてこの小悪魔!!」

「ええええ私何かした?!」

「しましたァーーーッ!!」

私が疑問符を乱舞させていると、

「あ〜んな熱視線、上目遣いでもらって更に『目、瞑って』なんて言われたらなァ!」

瞬間。唇にぶつかるように押し付けられて、すぐに離れた別の体温ーーージョセフの唇。

「こんな展開期待すんだろが!!」

そしてまたこの小悪魔!と言い捨てるとプイッと顔を背けられた。・・・体格に似合わず女の子みたいなこと言うなぁ・・・。

とりあえずはその赤い頬にキスをして、期待を裏切ったお詫びをするね。


期待


頬にキスしたら、唇にやり直しを要求されました。





2015/10/17 Sat (22:39)  

【無駄遣い】

「おっ!ソレ、シーザーに貰ったヤツだろ?」

私の鞄に合わせて揺れるぬいぐるみマスコットに視線を向けたジョセフは続ける。

「お前、そのキャラ好きなんだってな?」

「うん。シーザーに聞いた?」

「聞いたも何も!それ取るためにアイツどんだけUFOキャッチャー粘ったと思う〜?三千だぜ?三・千・円!」

「さっ・・・?!」


『これやる。好きなんだろ?』


シーザーはたまたま見かけたこのキャラクターが私の好きな物だと知っていたから『お前に買い与えないといけない気がしてな』なんて笑ってくれたのを覚えてる。お金払うよって言ったら『そんな高いモンじゃねぇし恋人からのプレゼントは素直に受け取るもんだ』って言われて、嬉しくて恥ずかしくて、ありがとうの言葉が小声になってしまったのだって、昨日の事みたいだ。

三千円て・・・普通に買う倍の値段だよ!!



その日も私とシーザーは並んで帰る。鞄に付いているぬいぐるみを撫でながら私は口を開く。

ーーーこのマスコット、三千円もかけて取ってくれたんでしょ?

喉まで出かかった。けどやめた。きっとシーザーは、このぬいぐるみをUFOキャッチャーで大金はたいてゲットした、なんて私に知られたくないに違いない。恋愛においては百戦錬磨を自負してるくらいだもの、きっと私の前でスマートに決めたかったんだと思う。だけどね、まだ取れないまだ取れないって何度も挑戦してジョセフに笑われてる姿を想像すると、愛おしくてしょうがないんだよ。

知られたくないなら黙っておく。けどね。

「シーザー、無駄遣いはダメだよ」

凄く嬉しかったけど、あんまり私にお金使っちゃダメだよ。そんな意味を込めてみたけど。

「はぁ?俺は無駄に金を使わない主義だ。俺ほどの倹約家がどこにいるって言うんだ?」

なーんてぬかすもんだから。

彼女のためにUFOキャッチャーで三千円使い込む倹約家はいないと思います!!という反論は、言葉にならない代わりに涙腺を刺激した。



無駄遣いはやめましょう



「・・・ぐすっ」

「?! お、オイどうした!?何で泣くんだ?!!」


***
夢小説「厳禁事項」に出てきたぬいぐるみマスコットの話。





2015/10/16 Fri (23:15)  

本日はスピードワゴンの誕生日!!みんなにお祝いしてもらったようです。

ジョナサン「誕生日おめでとうスピードワゴン!!これは僕とエリナからだよ!気に入ってくれると嬉しいんだけど・・・」

SPW「ジョースターさん!エリナさん!うおおおこんな上等な紳士服見たことねェ・・・!ここぞって時に大事に着させてもらいますッ!ありがとうございます・・・!!」

ツェペリ男爵「私からは年代物のワインだよん」

SPW「マジか!サンキューおっさん!!後で一緒に飲もうぜ!」

ディオ「(無言で謎の粉末の入った袋を差し出す)」

SPW「要らねェ

スト様「このストレイツォ、誕生日でも容赦せん!!」

SPW「ぶぇええ!!まさかアンタからパイ投げをお見舞いされるたァ・・・まぁ、ありがとよ!」

ジョセフ「俺からはコーラとフライドチキンねン♪」

SPW「食べかけを寄越すな食べかけを

シーザー「真面目にやらんかJOJO!!・・・俺はじいさんの帽子を譲ってもらったからな・・・代わりになればと」

SPW「おぉ!謎のセンスが光る奇抜な帽子だな!嫌いじゃないぜ!ありがとうシーザー!!」

シュトロハイム「ドイツの技術は世界一ィイイイッ!!俺からはドイツの技術の結晶であるこのフォ●クスワーゲンの車をやろう!!!」

SPW「サンキュー!!不正なソフトウェアが搭載されてないか調べてから乗させてもらうぜ!!」※時事ネタ

カーズ「私からはサンタナをやろう

SPW「シュトロハイムに押し付けとこう

リサリサ「いつも本当にありがとうございます。生まれてきてくれてありがとう、SPWさん。私からは月並ですが花を」

SPW「リサリサ・・・!月並なんかじゃあないさ!ありがとう、嬉しいぜ・・・!」

ディオ「(無言で石仮面を差し出す)」

SPW「要らねェ


誕生日おめでとうスピードワゴン!!これからも大好きだ!!





2015/10/12 Mon (23:59)  

体育の日のスケコマシ。

シーザー「体育の日だって?じゃあ俺と一緒に運動しようか。ベッドの中で」

ジョセフ「おまわりさんコイツでーす!」

イタリアン男子節が今日も絶好調。





2015/10/12 Mon (00:31)  

花京院「最近、女性経験がそこそこある男性を''綾鷹男子''って呼ぶそうなんだけど、知ってるかい?」

アホの子(夢主)「あ、知ってる!綾鷹の''にごりは旨み''と掛けてるやつだよね?」

花京院「そうそう。経験があるから女性の扱いがスマートで女性には付き合い易いとか言われてるけど、君もそういう男性好きかい?」

アホの子「全然!私は断然典くんみたいな''お〜いお茶男子''が好きだよ!」

花京院「なんだいそれ初めて聞いた

アホの子「昔と変わらぬ抜群の安心感!」

花京院「・・・そんなカテゴリ、あるのかい?」

アホの子「今私が作りました!」


お〜いお茶は仕出し弁当についてくる確率がぶっちぎりNo.1(当社比)であり日本人なら誰でも飲んだことがあるペットボトル茶であると思う。・・・綾鷹男子がいるなら他に伊右衛門男子や十六茶男子とかもいるんだろうか・・・





2015/10/11 Sun (00:25)  

お待たせしました!!
彼ら×幼馴染みで年上のお姉さんのラブストーリーを考えてみた。

〜花京院ver〜

【花京院4才】

お姉さん「典くんは可愛いなぁ可愛いなぁ!ねぇ典くん将来私のお嫁さんになって!!」

花京院「? いいよ」

お姉さん「きゃ〜!やった〜〜〜!!!」

ショタ院にメロメロなお姉さん。

【花京院7才】

花京院「ねぇ、ぼくの緑色の友達・・・誰も見えないっていうんだ。ちゃんとここにいるのに・・・」

お姉さん「緑色の友達・・・?」

花京院「やっぱり君にも見えないんでしょう?」

お姉さん「! いや!何となく、ハッキリは見えないんだけど、ここにいるってことはわかるよ!ぼんやり見えてる!!」

花京院「本当?!」

大好きな幼馴染みの悲しそうな顔を見たくなくて、咄嗟に嘘をついた。

【花京院14才】

お姉さん「典くん久しぶり!学校はどう?部活は・・・」

花京院「もう私に構わないでください」

お姉さん「え?」

花京院「『緑色の友達』が見えるなんて嘘までついて私に構うなと言ってるんです。もうずっと前から気付いていました。貴女には見えていないと」

お姉さん「! ご、ごめん・・・」

花京院「理解があるフリなんてやめてください。貴女の行き過ぎた親切がずっと嫌いだった。だから、もう僕には構わないでください。さようなら」

お姉さん「典くん・・・」

ごめんね。でも、嘘をついてまで典くんと一緒に居たかったんだよ。という言葉は届くはずもなく。





【花京院23歳】

お姉さん『あのあと典くん家が引っ越ししちゃって、あれ以来会ってない・・・切ない初恋だったなぁ・・・』

「すみません、貴社の部長さんに挨拶に伺ったのですが・・・」

お姉さん「あっはい!ただいま確認致します!お名前を頂戴しても宜しいでしょうか?」

「花京院典明と申します」

お姉さん「ありがとうございます、花京院様でございますね!少々お待ち・・・を・・・」

花京院「! 貴女は・・・!」

お互い社会人になっての再会。

【花京院24歳】

花京院「お疲れ様です。部長に御目通り願えますか?」

お姉さん「はい、かしこまりました」

花京院「・・・それと。宜しければ、今夜一緒に食事でも」

お姉さん「! えっと・・・ごめんなさい」

花京院「それは残念だ。ではまた声をかけさせてください。では」

同僚「ねぇちょっとォ!最近貴女花京院さんから色々声かけられてるでしょ〜!羨ましい!!きっと貴女が好きなのね、花京院さん!」

お姉さん「ううん・・・それはないと思う」

『ずっと嫌いだった』という言葉が焼き付いて離れず、何度も受ける食事の誘いにも乗る事が出来ない。

・・・が、この後「いい加減食事くらい付き合ってあげないと花京院さんがかわいそう!!」という同僚の強い推しもあり、一緒に食事へ行く事に。

花京院「ようやく応じていただけて嬉しいです」

お姉さん「・・・ごめんなさい、今まで。その・・・」

花京院「いえ、責めているんじゃあありません。むしろ、敬遠されるようなことを言ったのは僕だ。そのことを、ずっと謝りたかったんです。・・・あの頃の僕は本当に勝手だった。例の「緑色の友達」に理解を示して、傍に居てくれたのは貴女だけだったのに。それなのに当時の僕は勝手に『裏切られた』と一人思い込んで、優しい貴女を傷つけた。ずっと後悔していたんです。本当に、すみませんでした」

お姉さん「・・・ううん、私こそごめんね」

そして和解。

【花京院25歳】

花京院「好きです。僕と、付き合っていただけませんか?」

お姉さん「ごめん・・・私最近、長く付き合ってた人と別れたばっかりで・・・」

花京院「えぇ、知ってます。今なら失恋で弱ってる貴女につけ込めそうなので言いました」

お姉さん「こらこらちょっと!」

花京院「実を言うと、ずっとこの機を窺っていたんです。僕の中では、とっくの昔に貴女は一人の魅力的な女性だった。貴女と付き合えたらどんなに良いだろうとずっと思っていました。失恋したばかりでその気になれないのならいくらでも待ちます。だから・・・僕と付き合ってください」

数度目の食事で告白を受ける。その後程なくして付き合う。

【花京院26歳】

花京院「ふふ・・・昔の君は、僕をお嫁さんにするって言っていたの、覚えてるかい?」

お姉さん「えぇ、えぇ!覚えてますとも!それくらい典くん可愛かったんだよ!!」

花京院「それで?どうかな、僕のお嫁さんになる今の気分は?」

お姉さん「・・・すっっっごく幸せです!!!」

紆余曲折を経てゴールイン。


年上のお姉さんシリーズこれにて終了です!







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