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▽はなくろの冒頭だけ
・・・そう、バスケにしたって花宮にとってチームメイトという存在は仲間とも同志とも違い、あえていうならば利害が一致しているその1点で点繋がっているといっていい。
それに対して友情を育むだとかそういうこともなかったし、だからこそ、ぶつかりあったり、裏切るなんて問題は起こらない、ある意味での信頼で結ばれたものであった。
よく回る頭で考える。ゲームの進め方、相手の動きへの対策、チームの動き。そして、「偶然」起きる「事故」について。自分の考えるように指示を出すだけだ。自分も含め、それぞれ勝つための駒でしかない。




さあ早く裏切られたって嘆いてくれよ。
誠凛も、キセキも、こいつの相棒も、そしてこいつ自身も。俺を過剰に信頼したことが悪いんだよ。バァカ。





「……ざまぁみろ」



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