01「おきてー、ねーえー、おーきーてぇー」


SSのみ


朝、猫の文次郎は早くおきました。

横をみれば人間の文次郎がまだ寝ています。

猫の文次郎は、今日、人間の文次郎と町へお出かけをする約束をしていました。


(はやく町にいかなきゃ!)


猫の文次郎は人間の文次郎をおこしにかかります。

「おきてー、ねーえー、おーきーてぇー」
「…んぅ、」

しかし人間の文次郎はなかなか起きてくれません。

「ねえー、ねーえー、おきてよー」

ほっぺたをぺちぺち叩いても起きません。

しばらく猫の文次郎は体を揺さ振ったりとしていましたが、ついにしびれをきらして寝ている文次郎の胸の上に乗っかりました。





 >>




猫文TOP TOP





人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -