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「お前さ、風紀に入らないか?」

段々体が冷えてゆく
できることなら、早く帰りたい

「はぁ?んで、そんなめんどくさいことを俺がしないとならないんだよ」

屋上に整備されているベンチに俺は腰をかけた
・・・冷たい

「風紀は、体力とか必要なんだよ。今年は人数は変わらないが、か弱い奴が多くてな。
見た目でも強そうな奴のほうが必要なんだ」

で、お前に頼みたいわけ
と指を指し向ける

「遠慮する。俺は風紀を乱しているだろ。それに、人気の奴しかなれねぇだろ」

俺、人気じゃねぇし
つか、途中編入だったから既に人気選挙終わっていたんだが・・

何故か深いため息をつかれた

「お前、無自覚か?」

「はぁ?自覚してるけど」

十分、俺は自分の容姿は自覚している
どっからどうみても

普通だろ

いや、普通の不良って感じ??

――意味わかんねぇか・・

「食堂入ると騒がれるだろ」

「1回だけ行ったが、あれは望に対してだろ」

ブーイングってやつ??
あれは見た目酷かったからな
未知の世界的な

俺は普通だ
だって・・
「俺に親衛隊なんてねぇし」

普通、人気の奴に出来る親衛隊(ファンクラブみたいな)
生徒会に入っていない奴だって出来る人もいる

けど、俺は?

いないですよ

「それは、お前が認めないからだろ」

「認める??」

「あぁ、親衛隊を作るには許可が必要なんだよ。その作りたい空いてと風紀にの許可がな。けど、お前は教室にも食堂にも来ない。何処にいるのか分からない。許可の取りようがない。だから(仮)親衛隊はいるぞ」

「仮??」

「あぁ、許可はないからただの集まりだかな・・」

呆れた顔で此方を見る
うわ〜なんか嫌だなぁ

「兎に角、俺は入らねぇ!」

そう言い残し、早足で屋上を跡にした

人気だとかそうゆうのはどうでもいい
けど、風紀は俺に合わないと思う

縛られるのは


もう懲り懲りだ








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