深夜…草木も眠る丑三つ時……。
よい子はねんねの時間だし、大人だってねんねの時間。
そんななか、麻木家のダブルベッドは不自然にもこっと膨らんでいた…。
「あっ……」
みーちゃんにたっぷり出されたあとのあたしのあそこが、とろとろになって白濁液を垂らす。
さむい、って言うあたしのためにおふとんを上からかぶって後ろからぱんぱんしていたみーちゃんが、耳元で熱いため息を吐いて、ようやく抜け出していく。
「あつい……」
「寒いって言ったり、暑いって言ったり、りりちゃん、わがまま」
「らってぇ、みーちゃんが、ずっと、いれうから」
「ふふ、ろれつ回ってない、かわい」
後ろからほっぺにちゅうしたみーちゃんは正直絶倫だ。
金曜とか土曜の夜なんかになると、一晩中励もうとがんばって、最終的にあたしが気絶してそこでしぶしぶ終了って感じ。
今も、何回目かよく分かんないけど、みーちゃんは少なくとも三回はいってるはず。
あたしはその倍以上いかされてるけど…。
「りり」
「え、あ、まだしゅるの…?」
「うん、りりちゃんが俺の子孕むまでやるから」
「ひえ」
その日のうちに、こどもができたとかわかるわけないから、これは正確にはこどもができるまで、ではなくて、みーちゃんが満足するまで、だ。
何回も出したのにまだぎんぎんに硬いものをお尻に押し付けられて、逃げ腰になる。
それを簡単に押さえつけられて、ぐぬぬっとはいってきた。
「あっ、あっ」
ぶちゅんっ!
「〜〜〜いっ!」
一気に奥まで入りこまれて、あたしが悶絶しているのも気にせずそのままえげつないピストンがはじまってしまう。
ぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっ
「あ、あ、あ、あ」
とろとろになった奥の奥をかき乱すように乱暴に叩かれて、頭の奥がどろっと煮崩れていく。
枕にしがみつき、涙とよだれと鼻水で顔をぐちゃぐちゃにして喘ぎながら、腰だけ高く上げてみーちゃんの激しい腰遣いを受け止める。
「はっ、りりちゃんのまんこ、とろっとろ…」
「や、や、あっ、あっ、あっ」
「りりちゃん、俺のこどもほしいよね?」
「あっあうぅ、あっ、あっあっああっ」
「もっともっと中出ししてほしいよね?いっぱい俺の精液飲みたいよね?お嫁さんまんこに種つけしていいよね?」
みーちゃんって、なんか、言葉責めがおやじくさいぃ…。
しかしそんな指摘をする余裕もなくひいひい喘ぎながら、あたしはぶんぶん首を横に振った。
「いやだ?」
「も、もぉやっ、あっあっあああっ」
「でも、りりちゃんのまんこすげー食いついて離さないけど」
「あ、あ、あ、〜〜っ!」
みーちゃんの前に付き合ってた男の子。
高校生らしく、ピュアだけどちょっとえっちな男の子。
そんな彼も知らないような場所を、みーちゃんの先っぽがごつごつってぶってくる。
気持ちよすぎて頭がおかしくなりそうで、怖くって逃げたくってたまらない。
ひいひい泣きながら力なく首を横に振っていると、ふっとピストンがやんだ。
「ふえ……?」
「やだ?なら、やめよっか?」
「……あっ」
ぬろろろろ、とみーちゃんのが抜けていく。
まだ、硬くてあつくて、ぬるぬるしててえっちなのが、顔を出す。
ぬぽん、と先っぽが抜けて、みーちゃんはとろとろのあたしのあそこに擦りつけるように腰を動かし始めた。
「あ、あ…?」
「入れないから、だいじょぶ」
「ひ、うぅ〜」
そうっと振り返ると、ぺろりと舌なめずりしたみーちゃんが、飢えた獣のような目つきでぼうっとあたしを見つめて、腰を振っていた。
くにゅ、くにゅ、とあたしの入り口をずりずりするあついかたまりに、考える力、がでろでろでろって溶けていく。
いれてるのと変わんない腰の振りかた。でも、入ってない。
「み、みーちゃん」
「ん……?」
乱れた呼吸で、気持ちよさそうにため息をついて、みーちゃんがあたしの口元に耳を寄せた。
「…い、いれなきゃ、あかちゃんできないよ…?」
「…いれてほしい?」
「っ…」
もうだめなのに。
これ以上はだめなのに。
みーちゃんのが、あたしの入り口をこするたびに、奥がきゅんきゅんしてたまんない。
がぶっとみーちゃんがあたしの耳たぶを甘く噛んで、がじがじする。
その間も、速度は落としたもののみーちゃんはずっと腰を振っていて、あたしは。
「い、いれて…」
「りりがもうやだって言ったんだよ?」
「やじゃない、からっ、みーちゃんの、いれて」
「もっとちゃんといってよ」
「ちゃんと…?」
ぽそぽそぽそ、て耳元でささやかされた、おねだりの言葉を、繰り返さなきゃいけないんだって分かるけど。
そんな恥ずかしいこと言えないってばあ…。
「っ、っ」
「言えないなら、おしまいにしよっかな……」
「あっ」
まだあつくて硬いのを、みーちゃんがぬる…って引こうとする。
「あっ、みーちゃんっ、みーちゃんのあつくて太くてかったいの、ちゃんとりりのお嫁さんまんこ、いれて、がつがつ奥突いて、それからっ、濃いのびゅーびゅー出して、りりの中いっぱいにして…」
なんかもう、あたまとろとろで、みーちゃんの言葉をちゃんと繰り返せたのかわかんない。
足りないのかもしれない、みーちゃん無表情でかたまってるもん。
泣きそうになりながら、うつぶせになってた体をくるんとみーちゃんのほうに向けて足でみーちゃんの腰を挟む。
「おねがいぃ、みーちゃん、いっぱいして、みーちゃんのおちんちんでりりの中ぐちゃぐちゃしてよぉ…きもちいとこ、いっぱいこねこねしてっ?種つけ、してっ?」
「…」
みーちゃんが動いてくれないから、もういれてほしくて頭がせっぱつまってたあたしは、みーちゃんの腰を足で引き寄せておちんちんをそこにあてがった。
あたった、って頭がふわああってなったところで。
「んああぁあぁぁ!?」
みーちゃんがいきなり奥までがっつりずっぷりいれて、その衝撃であたしはすっかりイってしまった。
がくがくしているあたしにお構いなしで、みーちゃんは間髪いれずに腰を振りだした。
「あっ、ああ、んあっ、〜〜〜!?」
「んだよっ、りりのばか」
「あっあっあっあっあっあっ」
「エロすぎんだろ、殺す気かっ」
ぬぷぬぷぬぷぬぷぬぷぬぷぬぷぬぷ
「やっあっ、やらあ、みーひゃ、みーひゃん」
ぐちょぐちょぐちょぐちょぐちょぐちょぐちょぐちょ
「お望み通りっ、りりの中ぐちゃぐちゃのとろっとろにしてっ、マジで孕むまで種つけしまくってやるっ」
「ああっ、あんっ、あっあっ、あっあ〜〜〜っ」
悶絶してるあたしを気遣わない激しいピストンに、勝手にあたしの奥がきゅんきゅんしてみーちゃんを締めつける。
あたしの愛液とみーちゃんの精液が鳴らすえっちなぬぽぬぽっていう音と、あたしのお尻とみーちゃんの分厚いたくましい腰がぶつかる音が、寝室に満ちる。
「あっ、ああっ、あっ、あっ、あっ」
みーちゃんが、低くうなってあたしの奥の奥までつっこんで、腰の動きを止めた。
びゅる、びゅるるって、何回も出してるのにきっとどろどろに濃いやつを出されて、あたしはまたイってしまう。
もう指一本も動かせない気持ちで、くたあ、ってなって目が閉じそうになるんだけど。
あたしの耳元で荒い息を吐いていたみーちゃんが、ぬろろっと腰を引く。
「ぁう」
「…ん、あと一回ね」
「んぇ……ぁ、ぁ、あっ」
まだ、硬い。
それが、ぐん、とゆっくりあたしの奥を突き刺して、ゆるゆると動き出す。
「あ、あ、あ」
みーちゃんとあたしの子作りは、まだまだぜんぜん、終わらない…。
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