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短編、小ネタ、SS置き場です。



主紹介
 
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アスト語り RM3    3/9 05:12  

世界が救われて、そのあと生まれたアストが、救いを履き違えて、語ってる感じの話し。





「ラザリスさま..おれは、やっぱりヒトを許すことなんて出来ません。あなたを、ジルディアを閉じ込めてしまったヒトを、ディセンダーを。ラザリスさまを思われてされた行為だというコトはわかっている..だけど、おれにとってはあなたが全てだったんです。それを、奴らは奪った。おれは、あなたの世界を愛しているんです。おれは...ラザリスさまの救世主なんですよ......だから..すみません。おれにはもう耐えられない。あなたに会えないくらいなら、おれは..この世界を、破壊します。ジルディアごと、このクソみたいな世界を。救世主として..ジルディアに、救いの手を」

あなたのそんな姿、もう見ていたくない。
勇敢で、常に一人で世界の為に生きてこられたような強い心のあなたが、他の世界と共に居る姿なんて..
自分勝手だと自分でも思う。でも、おれは、救世主として..あなたを救いだします。こんな無様な世界から..
ラザリスさま..今、解放しますから、待っていてくれ。
「ラザリスさま..愛しています」
真っ赤な瞳に、世界樹が映る。
その瞳には、光はなかった。

「ジルディアに光あれ」

緑色の髪をなびかせながら、アストは最後にそう呟く。
ザワザワと、世界樹が、木の葉をならしていた。


──────
ただの、嫉妬だけど、憎しみとの違いがわからず、いや分かっているけど受け止めきれなくて、ぶつけることしか出来ず、居る理由を探してたどり着いた先で死に場所を求めて、
ジルディアにとっての救いはすでになされたってわかっているから、今更自分は要らないって思っていて、自暴自棄になって、ただ、周りに当たっているそんな系(?)
このあとユーリとリルトに説教されるやつ。死にたがりも大概にしろってぶん殴られる。ラザリスもきっとお前にきちんと生んでしまったからには、たくさんの愛を知って幸せに生きて欲しいと思ってるとかリルトには説かれて、そんでみんなに受け入れられてハッピーエンドすればいい。
アストを書きたかっただけ、まあ、埋まっていたやつなんですが…

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リルユウでお題    3/9 04:54  

恋愛系のお題です。
一次、二次創作などにどうぞ

→リルユウ
*意地悪けど其処も魅力
(ああ、もっとオレを弄って)
*その笑顔は僕だけに見せて
(キミの愛を受けていいのは、僕だけだから)
*これがヤキモチですか?
(そんな薄汚い人間なんかに、近づかないでよ。ヤキモチ?...ううん、きっとこれは単なる嫌悪だ)
*likeからloveへの進歩
(好き?たったそれだけなの?)
*君だけを愛してる
(君/キミ以外は要らないんだ)
*何時までもこの時が流れてればいいのに
(それは叶わぬ夢だとしても)
*あーもう、好き
(本当に大好き)
お疲れ様でした
良ければ感想もどうぞ

なんかメモ帳に埋まっていたので、、いつか、しっかり書きたい…



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ユウ語り RM1〜    3/4 12:22  

RM1ラスト、後のユウの語り。


あの時、キミは僕のことを選んでくれたのに、僕は僕の自由を、選んでしまった。キミがそうしてくれることを分かっていて、僕は──キミを利用した。
そして、自分ばかりが自由ラクになって、キミをあの場所に縛り付けた。あの時、さようならって、そう言っていればよかったね…キミをこんなにも苦しませる、くらいなら、いっそ、願わなければ、良かった。
次の、幸せなんて…

最後まで身勝手な僕を、愛してくれた、そんなキミのことを、ずっとずっと、僕は───






記憶からもかすれた想いは、今更、届くことはない。
それが、僕の選んだ選択。
わかっていた、キミの想いも、考えも、答えも。
こうしていれば、ああしていれば、キミを傷つけることはなかっただろう。そう思う気持ちが、ないわけではない。
それでも、僕は、この選択を選んだことを、後悔は、していない。

これが、終わりではなく始まりであることを、知ることができたから。








僕は───
(利用して、しまっていたんだ)

言いたかった言葉は、


僕は───
(羨ましかったんだ)

気持ちは、


僕は───
(大嫌いだった)

想いは、





これは、終わりではない。いつか来る終わりは、まだまだ遠い、未来のお話。だから、そのいつかの遠い未来で、もし、またキミと出会えたなら、いや、いつか出会えるキミに、今ならわかる、その言葉を、想いを。




最後まで身勝手な僕を、愛してくれた、優しくてあたたかい、そんなキミのことを、ずっとずっと、僕は───



「大好きだったよ」

心から、笑って、
心からの、そんな想いを、
キミに。





────────
ざ、過去形(?)
ユウは、後悔はしていない。けど、こうしていたらキミはって気持ちはあって、逆にリルトはユウのためと言い聞かせてはいたけど自分が止めなかったことをユウに"何もしてあげられなかったこと"を後悔していて、でもユウにとっては"なにも"なんてことはなくむしろ、行かせてくれたことを好きなようにさせていてくれたことを感謝していて、そんなキミが好きなんだよって消えた後世界樹の中で、伝わることはないけど、そんなことを思って、想っていたよっていう、すれ違いまくってるっていう、話…が書き、たかった。最近こんなんばっかり書いている…笑

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リルト語り RM1〜2    3/2 09:53  

ディンダーの闇が書きたかったユウを失った後のリルユウ 。



どこを探してもどんなに探しても''君''が見つからない



たとえどんなに時間がかかっても、いつか生まれてくる君のために、
その時君のそばに居られるように、
そして君が苦しまないようにするために、


今度こそ君を探し出して、
今度こそ、君を救い出す。


そのためならオレはなんだってする。



何千と時間が経ち、
何百と世界を廻り、

何度も世界を''救って''きた。


自ら招いたその災厄から、何度も、何度も、何度も何度も何度も、繰り返し、愚かな人間共を、その苦痛からただただ解放してやった。
感謝?信仰?そんなものは望んでない。
平和?幸せ?そんなものは知ったことか。


世界が救われれば、オレはそれでいい。

なにせ、ディセンダーは世界にとっての最後の希望、世界を再生するべく生まれた光……「''世界''を救う救世主」なのだから。

多少人間が消えようとも、
少しばかり世界が壊れようとも、
最終的にこの世界から災厄を失くなり、世界が元通りに復元されさえすればそれでいい。

さっさと救って次の世界へ。

君の居ない世界には、止まる理由なんてない。
時間の無駄。無意味。

君のいない世界には、なんの価値もないのだから。

守る価値も、存在する価値すらも。

君が居ないのに、
必死こいて救う必要がいったいどこにある?

その世界が壊れようと、あいつに会えるのなら、その世界の結末なんざ、オレにはどうでもいい。

そもそも自ら滅びの一途を辿っていた世界の一つが滅んだところで、そもそもそんな愚かな奴らによって生み出されたオレには、なんの関係もないのだから。お前らの身勝手から生み出しておいて、守ってもらおうって方が間違ってるんだよ。

オレ─ディセンダー─が救うのは世界だ。人間共を守るだなんて誰が言った。世界の一部が壊れようとも、人間共が滅びようとも、結果として''世界''が救われさえすればそれで良い。


オレは痛みから世界を救うだけだ。

その痛みから、苦しみから、ラクにしてやるだけ。


そう、だから解放してやった。

痛みを感じないように、
苦しみごと消し去るように、

痛みを感じていた存在がなくなれば、痛みも苦しみもなにも感じなくなるだろう?



人間共はオレを邪神だ悪魔だと罵った。
自らの行いで生んでおいて、なにが悪だ。

救って下さいというから、オレは元凶を滅ぼしただけだ。結果として、世界を脅かす存在は消え、世界は救われただろう。

お前らは世界樹を傷つけようとした。

だから、オレは壊した。

お前ら人間が生存できる空間を。





あとどれだけの世界を廻れば、君に出会えるんだろうか。
いつ会えるか、なんて分からない。
そもそも会えるなんていう見込みすらない。
でも、あきらめない。


オレは君に救われた。

今度はオレが君を、救うんだ。
あの時は、なにもできなかった、でも、今度こそ。

だから、ぜったいに、

見つけるまではオレはぜったいにあきらめない。




──────
テレジア後、グラニデに来るまでの間のリルト。
二人称過去にかいたやつだったのでかそのまま間違えたまま乗せてましたすみません!!!!
ユウはすでに、救われ、てるんですけど、リルトはユウが苦しんでいたのを知っていてそれになにもできなかったことを後悔していて、救うって勝手にそんな意思に縛られているというあれそれ。

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ガイリル RM3    3/2 04:18  

珍しく原作キャラを書いたので多分口調やら一人称やら迷子です。ただ、リルトの本性をかきたかった、だけの雰囲気的なやつ。




リルトという、存在。見た目の鮮やかさも相待って、気さくな態度の彼はいつも誰かが周りにいた。人気者、というそこまでの存在ではないかもしれないが、明るいその性格は受け入れやすく、誰とでも仲良くなれる…リルトはそんな感じの奴だった。
俺も、いい奴、だとは思っている。よく、ワガママなルークに対しても嫌な顔もせず接してくれていて、俺も嫌い、ではない。そうは、思っている。
ただ、俺は、よく笑うリルトに対して、哀しそうに笑う奴だと、そうも、思った。
なぜ、という説明は出来ない。だから、なんとなくとしか答えられないが、
笑っているけど、笑っていない。
初めて会って、握手を交わしたときも。

緑、という一言で表すには、光が当たるたびに淡く輝き、つい目が向いてしまうほどの存在感を持つそれはどちらかと言えば蛍光色が強く青と緑の混じり合ったとでも言うのか、輝きによっていつも違う色に見える不思議な色をしている。

まるで全てを見透かしているかのようなそんな瞳が、俺は恐ろしいほどに綺麗だと思った。
ただ、綺麗だと思ったわけではない。恐ろしく、というのは言葉通りの意味だ。
なにを考えているのか、なんてこと、分からないのは当たり前なことだが、人には表情ってものがある。笑っているだとか怒っているだとか、でも、リルトからは、それが、みえなかった。

表情がないわけじゃない。彼はよく笑っている。むしろ、常にってくらいに。ただ、笑っていても、何か違う場所を見ているような、壁を、感じた。

まるで、まだ出会ったばかりの頃の、あいつを見る俺のような、
復讐だとか恨みだとか、憎悪の思いを秘めていた頃の俺の瞳と、似ている、そんな、感じがしてしまっていた。


ただの気のせい、かもしれないが、
いつも遠くを見ている。
笑っているときも怒っているときも、いつも、同じく目は変わらずどこか遠くを見つめたままなんだ。
本心は、くだらないとすら思っているように、俺たちにその瞳を向けない。
普段はへらへらとしているのに、深く関わろうとしたり探ろうとした相手には距離をとり、かといって基本自分からは他人には関わろうとしない。

心を開いていないどころか、突き放しているようなそんな印象だった。


たまに酷く冷たい表情カオをする。

彼はどんなことを言われても、なにをされてもあまり本気で怒ったりはしない。確かによくユーリやアンジュに弄られて叫んでいたりすることはあるがあれはふざけているだけで怒っているわけではない。単なる抵抗だ。そういうタイプのやつだと思っていたから、初めてその姿を見た時は心底驚いた。でも、それを受け入れられなかったわけではない。むしろ俺はすぐに納得した。


あれは、ルークとリルトと共に探し物の依頼を任されて森の中を探索していた時のことだ。

森の中を探し回り30分近く経ったあたりでルークがしびれをきらし、リルトに役立たず、などの暴言を吐きながら怒りを周りにぶつけ出した。その時は、まだ彼も呆れてはいたが困ったように苦笑いを浮かべており、ルークの機嫌を繕いながら俺も「悪いな」と話しかけたりしたが怒っている様子もなく普通だった。

そのあと、ルークが発した一言で、リルトの様子が一変したんだ。



「あいつ、ディセンダーなんだろ。いつまでもこんな感じで気が滅入るっつうか、救世主だってんなら、さっさとなんとかしてくれって感じだよなぁ」
「おいルーク、そんな言い方はないだろ…ユウだって、幼いながらも頑張ってくれてるんだ。そんな簡単な話しじゃ…」
「幼いっつったって見た目の話だろ。ジェイドの話じゃ、ディセンダーは危機が起きてから生まれて来るって話だったじゃねぇか。世界救うために生まれできてんだから見た目なんて関係ねーっつうの」


ユウに対して向けられたもの。
赤い煙によってジルディアに染められ、変化している地帯を見て、ルークがぶっきらぼうに言い放った言葉を聞いて、リルトの瞳がスッと細くなった。
ガイも流石に今の言い方はと思いとっさにフォローに入ったが、ルークの怒りは収まらずあらぬ方向へと向かっていく。
まいったな、と思いつつリルトに助けを借りようとルークを治めつつ彼の方に目を向けて、俺は言葉を失った。
今俺の目の前にいるのは、いったい、誰だ?
そう思えるほどに、その時のリルトの表情は冷たく、恐ろしいと感じるものだった。

「なあ、リルトも何か言ってやってく………リルト?」

声をかけようと向けた瞳が見ひらく。
それに気付いているのかいないのか、リルトは無言のままそっぽを向き未だに何かぐちぐちと発しているルークを見つめている。
リルト?と恐る恐る声をかければ、リルトは一瞬ルークから視線を逸らし、下を向いて何かを呟いてから、またルークの方を見た。


「………何も知らないくせに..」


再度向けられたその表情カオには先ほどまでのような冷たさはなく、普段の無邪気そうでありながらも優しさを含んだ表情に戻っていた。でも、相変わらず目は笑ってなくて、先ほどの表情がちらつく。
リルトが大使くん、と彼がルークを呼ぶ時の名を呼び、ルークが不機嫌を前面に出した顔で振り返る。
なんだよ、と平然と問うルークとは裏腹に、呼ばれたのは自分ではないというのに、先ほどの表情を見てしまったせいか、呼んだ時の声がいつもよりも低く感じたせいか、警戒したように俺は体を強張らせていた。この恐怖心は、不信とか怖いとかそういう類いのものからではなく、緊張感……敵対した相手に向ける不信感から来る、不安のソレだ。

「....そうだよ、彼の言う通りだ。アイツだって頑張ってるんだ。力を使うのにも、それなりに負担がかかるんだよ。現にこの間も力を使って、倒れて運び込まれてきた。あれ以上頑張れなんて、それ、アイツに死んでくれって言ってんのと同じだぞ?」
「なっ、なにもそこまで言ってねぇだろ!俺はただ…!」
「不安な気持ちもわかる。でも、今そう思ってるのはアンタだけじゃない。他人任せにして怒鳴り散らすくらいなら、まずは自分で出来ることをして、世界に貢献してみたらどうだ?」

言葉は優しい。
話をしているうちに、リルトの顔から表情が消えていく。
どうやら、ルークも気づいてしまったらしい。
それに、ルークにも自分が嫌なことを言い出してしまった自覚があったのか、バツが悪そうに視線を逸らした。


段々と口調も、冷たくなっていく。


「........アイツだって、生まれたくて生まれてきたわけじゃない。救世主として生まれてきたのは確かだ。だけど、それを救世主だからなんていうのはやめてやってくれ。アイツはまだ知らないから、今は救世主として期待されて嬉しそうにしてるけど、それは不安も恐れも知らないからだ」


─期待はいつか不安にかわる。


「もしオマエがあいつの前でさっきみたいなことを言ったりしたら、オレはオマエらを''もう''許せなくなる」




─オレを、これ以上失望させないでくれ。




俺たちは声が出せなかった。






気づけば、すでにリルトは、いつもの軽い態度、笑顔に戻っていた。
でも、
失望させたら、いったい─?
そんな恐怖心は、拭うことができなくて、俺たち笑うリルトを前に、声が、出せなかった。




──────
埋もれてry
リルトの本性が、ガイが、書きたかったんだと思う。


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ユウ語り RM1    3/2 03:56  

愛してる、なんて


「ユウのことが好きなんだ」
「オレ、ユウのことが好きだ」
「ユウ、大好き..!」

恥ずかしがりすらもせず、臆しもせず発される数々の好意を示す言葉。
僕はこの言葉が嫌いだった。





ああ、ムカムカする。

だって、僕にはその言葉に対して返す言葉─想い─を知らないから。
だからキミにはなにも返せない。
そっけない態度で軽くあしらうだけ。

「そう」
それでもキミは、僕の声を聞くだけで、また好きだと言って嬉しそうに笑うんだ。




ああ....本当に、もやもやする。


キミの気持ちに素直に答えられない。
そんなもどかしい自分に。

胸が、苦しくて、しょうがないよ。




────
以下同b…埋まってたやつ。

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