小ねた | ナノ



◎ ツンデレ毛利とバレンタイン(婆娑羅)
「ナリ様」
「…」
「ねえナリ様」
「…」
「ナリ様ってばー」
「…ハァ」
「知ってる?ため息つくと幸せ逃げるんだって」
「…誰のせいだと思うておる」
「え、誰」
「…」
「もしか「しなくとも貴様ぞ」
「いいじゃんナリ様って可愛いと思うんだけどなあ」
「可愛さなどいらぬわ」
「じゃあそんなナリ様にかわいいバレンタインチョコを進呈しまーす!じゃーん!」
「…いらぬわそのような物」
「む、いいよ、ならチカちゃんにあげてくるから」
「……待て」
「なに」
「あやつにやるのは癪に障る。やはり我に寄越せ」
「(欲しいなら最初からそういえばいいのに)ふふ」
「何を笑っておる」
「んーん、なんでもない!はい、ハッピーバレンタイン!」
「ふん」
「(あ、ちょっと笑った)」


ネタが3日前という…!
裏設定としては瀬戸内逆トリみたいな…とりあえずナリ様って呼ばせて嫌がる元就様が書きたくてうずうずしてました
妹が3買ったんですがいつになったらナリ様できるのかな…



◎ 携帯彼氏ツンデレモデル叶
「…なあ、電話来てる」
「ちょっと待ってー!今そっち行く!」
「ミズタニって誰?男?」
「はいはい後でねー(ピッ)はいもしもし!」
「…」
「え、土曜?うん、大丈夫だよーうん、うん…はいよーじゃあまたその時ね!え?あはは!わかったよ、ばいばーい」
(ピッ)
「…」
「…で、修吾、なんの話だっけ?」
「お前、ミズタニと仲いいのか」
「うん、まあ…よく一緒に遊びに行ったりするし」
「…」
「あ、もしかしてヤキモチ?」
「…っんなわけねーだろ!」
「…ふーん…」
「…なんだよ」
「……修吾ってわかりやすくていいよね、かわいい」
「カワイイとか言われても嬉しくねーし」
「(流石ツンデレモデルだわ…)」
「何ニヤついてんだよ」
「んー、知りたい?」
「…別に」
「素直じゃないんだからー」
「るせえ」
「あのね、修吾がわたしの元にきてくれてよかったなあって思ったんだよ」
「!」
「いつも一緒にいてくれるし、性能もいいし、反応早いし、面白いし、かわいいし、なんだかんだですごい優しいもんね」
「…〜っ!!」
「あはは、修吾顔真っ赤!ってことでわたしのだいすきなつんでれ携帯さん、これからもよろしくしてね?」
「し…仕方ねーから、そうしてやる」
「ふふ、ありがとう」


携帯彼氏シリーズしたいんです…!
某CM見てからパロしたくてしたくて!あ、モデルって職業じゃなくて型の方ですよ!←
いまいち設定を活かしきれなかったのが悔しいですうわああん…!
ちなみにかのたんはツンデレモデルSHU-5K!いらない詳細設定!


◎ 同級生藤代と受験シーズン(笛!)
「あ」
「ん、どうしたの」
「今三上センパイ試験中だなーって」
「そっか、今日だったっけ」
「そ。んで、昨日頑張って下さいねってメールしたら『そんな暇あったら練習しろ馬鹿』って返ってきてさー」
「ふふ、三上先輩らしいね」
「…俺らも来年、ああなるんだよなあ」
「今の何倍も時間がはやく感じるんだろうね」
「あー俺、このまんまでいたい」
「そしたら誠二、いつまでたってもプロになれないよ?」
「う、それもヤだ」
「あはは、二律背反だ」
「んー…じゃあさ、」
「なに?」
「プロになった時も、ちゃんと隣にいてくれる?
それなら俺、がんばれそう」
「……プロポーズみたい、誠二」
「だってそのつもりだもん」
「!」
「で、返事は?」
「…よ」
「よ?」
「よろしくお願い、します」
「もちろん!」

(恥ずかしそうにはにかんだ君をそのまま抱き締めた)


笛!はわたしの青春です(真顔)
藤代くんと三上先輩というか武蔵森がだいすきです^^


◎ 化粧上手な長曽我部と彼女(婆娑羅)
「…………うそだあ」
「俺にかかればこんなもんよ」

鏡に映っているのは普段とまるで違うわたし、その隣に満足気に笑う元親くん。まるで魔法にかかったみたいだ。そしてその魔法をかけた魔法使いがまさかのまさか、この元親くんっていうんだからさらに驚きなのだ。

「いつものメイクより断然時間かかってないのに…なんだかわたし女子として負けた気がする…!」
「そんなこたねーだろ」
「あるもん…うう…」
「拗ねんなよ、カワイイのが台無しだぜ?」
「……だって」
「普段のお前の化粧だっていいと思うしな」
「…元親くん、そんな言い方ずるいよ」
「照れてんのか?」
「ちがう!」
「の、割には顔紅けぇな、熱計るか?」
「いいよ、元親くんのいじわる…」
「俺は思ったこと言っただけだぜ?」
「…〜もう!」
「あ、なあちょっとこっち向いてみろよ」
「な、なに(ちゅう)……!?」
「やっぱ口紅、少し濃すぎたな」

これで調度よくなった、と。頷いて呟く鏡に映った元親くんの顔をまともに見れずにいると、楽しそうな笑い声が聞こえてきた。


どうしてもアニキ→姫若子→お化粧のプロみたいな…
最近婆娑羅再熱でして…瀬戸内に伊達武田主従がだいすきです…


◎ 嫉妬する慎吾さんとマネジ後輩さん
「うっわ、さみー」
「え、いつもより暖かくないですか?」
「俺いつも暖房の効いた快適な自習室にいるし?予備校通う以外に外出ないし?」
「うう、恨めしそうな目しないでくださいよ…!」
「…そういや部活、どうなってんの?」
「皆さん新体制でがんばってますよ。この間の練習試合でも準太くん調子よかったみたいですし」
「…"準太くん"ね…ふーん、俺らが抜けて名前呼びになったんだ?」
「そ、それは会話の成り行きで…!だっ大体慎吾さんだって仲いい女の子名前呼びするじゃないですか!」
「俺はちゃんとお前っていうかーわいいカノジョがいますーって公言してるから」
「(ううう嬉しいんだけど…!)ありがとう…ございます…」
「照れてる?」
「照れてませんもん!」
「あ、準太だ。おーい準太!ちょっと見てろよー」
(ちゅう)
「!?…ふふふ不意打ちですっていうか準太くん固まってますけど慎吾さん!?」
「こいつ俺のだからさ、示しとこうと思って。準太にはあげない」
「(あわわ恥ずかしいし嬉しいしなんていえばいいの…!)」
「センパイのカノジョに手出しなんてしないもんな?」
「え、笑顔がなんだか黒い気が…」
「ん、準太の前でもう一回キスしたい?」
「いいいえ結構です!」


慎吾さんにやきもちやいてほしいんです…!
「準太にはあげない」が書きたかった故にこうなりましたえへへ^^





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