財前とメリーの神奈川遠征(庭球)
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「わあ、初神奈川ー!写メ撮っていい?一枚だけ!一枚だけ!」
「一枚だけな」
「よっしゃぁああ光ー一緒に写メ撮ろう!」
「おん。謙也さん撮って下さい」
「俺、何処まで不憫やねん…」
「わーありがとー!忍足の写メも撮ってあげるねハイチーズ」
「いらへんわ!」
「そうですよ先輩、先輩の携帯に謙也さんの写メあるとか俺が許さん。はい消去」
「ほな立海行くでー」
「やあ白石。よく来たね、歓迎するよ」
「立海との練習試合皆楽しみにしててん。今日はよろしゅう頼むわ」
「今日はマネージャーが来るって言ってたけど…何処にいるんだい?」
「私メリーさん。今色黒さんの後ろにいるの」
「ギャアアアア!!」
「メリーさん、立海の人驚かせたらあかんやろ」
「ごめんね色黒さん」
「い、いつの間に背後に回ってたんだ…」
「メリー、久しぶりだね。いつの間に四天宝寺のマネージャーになったの?」
「久しぶり幸村、私ただの臨時だからマネージャーではないよ」
「む、幸村。そちらの女子とは知り合いか?」
「初めまして。臨時マネージャーを務めさせていただきます、メリーと申します。マネの知識はありますが大人数に対応する経験はありません。不束者ですが宜しくお願いします」
「メリーとは親戚でね。メリーは小六までは神奈川に住んでいたんだ」
「メリーさんの親戚って幸村やったんか」
「そら財前のファンに呼び出されても平然としとるわけや」
「忍足後で携帯逆パカな」
「ギャアアアア」
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