財前とメリーの練習試合(庭球)
◎立海との練習試合にメリーさんが召喚されました。
「なんでおんねん」
「おはよう光」
「なんでおんねん」
「ギャアアアアメリーさんまた来よったぁあああ」
「小春に惚れたか!小春は俺のモンやぞ!手ェ出すなや!」
「おはようメリーさん」
「おはよう白石。今日はよろしくね本当は絶対に来たくなかったんだけどがくがくぶるぶる」
「お、おぉ…どないしてん。財前が怖いんか?確かに今なら人殺れそうな顔しとるけど…」
「立海のテニス部に親戚の子がいるの」
「ほぉ、ドリンク云々の時に親戚の事話しとったけど…まさか立海に居るとはなぁ」
「なんでおんねん」
「光、アンタさっきからそれしか言ってないよ。ほら朝の活力、ぜんざいさん」
「!、せんぱい、すき」
「どやっ」
「財前のおかんかお前は」
「ねーちゃん、財前寝てもうたん?」
「うん、ぜんざい食べておねむだねぇ」
「嘘つけ。朝っぱらから叩き起こされた言うとったで」
「誰か忍足の携帯番号教えて」
「ヒィイイイイ」
「白石、スコアの付け方のおさらいしたいんだけど」
「かまへんよ。っちゅーか、財前思いっきり肩に体重乗っけとるけど、大丈夫か?」
「うん、シエスタタイムの時にはよく肩に寄り掛かって寝てるし」
「親離れ出来ん子供やないか」
「まぁ否定はしない。光可愛いからさーつい甘やかしちゃうんだよねー」
「せやから俺がナメられんねん!何とかしてやメリーさん!」
「忍足後で体育館裏来いや」
「怖っ!メリーさん怖っ!」
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