00. プロローグ


その瞬間
全てがスローモーションだった

夏の
青く高い空に吸い込まれる白球

落ちてゆく
落ちてゆく小さな影

ほんの数十センチ

あの人の手から
夢がこぼれ落ちた




*prevnext#

index / top
×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -