「えぇっと……、イヴェール？」
「やあ○○、来てたんだね。」
「…ええ、まぁ。双子は出かけているの？」
「うん。いつも通り物語を探しに行っているよ。」
「そう、よね。えーと、それでその……貴方、一体何をしているの？」
「何って…見て分からない？」
「いえ、何をしているのかはとてもよく分かるんだけど、なんでしているのかな？って思って。」
「僕もいつまでも物語探しをまかせたままじゃいけないって思って。とりあえず身近なところからでも捜してみようと思ったんだ。」
「…それは、とても良い考えだと思うわ。」
「そうかな？○○もそう思う？」
「ええ、それはとても素晴らしいことだと思うわ。」
「本当かい？　○○にそう言ってもらえると俄然やる気が湧いてくるよ。」
「それは良かった。……でもね、イヴェール。とても言いにくいことなんだけれど。」
「？」
「いくら庭を掘り返しても貴方が生まれてくるに至る物語は見つからないんじゃないかしら？」
「ええっ！？そんな！？」

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漫画版の真面目な感じの冬の子も好きだけど引きこもりニートで阿呆の子でもいいと思います




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