▼ヤンデレ料理人×無知ぼっちゃま
ヤンデレ料理人×無知ぼっちゃま
「ぼっちゃま、おやつをお持ちいたしました」
「東堂」
「焼きたてですよ……あれ?」
睡眠薬配合のクッキーと、薬の匂いを誤魔化すためのハーブティ。愛情たっぷりのおやつを持ってきた私を迎えたのは、スナック菓子を頬張るぼっちゃまだった。
「な、な、何ですかそれは……あ、え、な、なに……? え……?」
「お友達にもらったんだ。ジャガイモを油でアレして、お塩をアレしたお菓子だよ」
「な、な……何……ぼっちゃまが、私の料理以外を、食べて……いる……?」
「東堂?」
手についた塩をぺろりと舐めて、ぼっちゃまは私の名を呼んでいる。ああ、愛らしい声に応えなければ。そう思うのに声が震える。
目の前にいるぼっちゃまが歪んで、足元がグラグラとおぼつかない。
「と、東堂? どうして泣くの、わ、わ、泣かないで」
「ひっ……ひどいです、ぼっちゃま……私の料理でないものを、そんなに美味しそうに……! う、うう、うううう……許せない……許せないです私はいつもぼっちゃまのお身体を気遣い、ぼっちゃまのお身体を作り、ぼっちゃまを、ぼっちゃまを……! 私が! 私なのに! 私が坊ちゃまのお体を! ぼっちゃまを! 構成してるのに! ぼっちゃまひどい、ひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどい!」
「え、え、ご、ごめんなさい」
私はぼっちゃまの専属料理人なのに。ぼっちゃまのお食事を用意するのは、私だけに許された仕事なのに。
それなのに彼は、私の料理以外を食べた。私はぼっちゃまの専属料理人なのに、ぼっちゃまは私の専属料理食べさせられ人ではないのか。頭が変になりそうだ。
ぼっちゃまの舌を寝取られた。唇も、内臓も、何もかもが寝取られた気分だ。
「と、東堂……勝手にお菓子食べて、ごめんなさい……ぼく、東堂のごはんが一番だいすきだよ、泣かないでよ……」
「……料理だけですか?」
「へ?」
ブチリ。頭の中で何かが切れた。全くこの方は、私の逆鱗に触れるのがうまい。
「ちんぽは?」
「へ?」
「ちんぽは、美味しくないのですか」
「ちんぽ……? それは、食べたことないかわからない」
「じゃあ、食べてくださいよ。私のちんぽ、食べてくださいよ」
***
ぼっちゃまは「ふむ……?」困惑している様子だったが、私が咽び泣いているのを見て、「ふむ!」意を決したようだ。
丸っこい指でファスナーを下ろし、半勃ち状態のそれを口に含んだ。いつも私の料理を食べている口が、私のちんぽを頬張り始めたのだ……
「はふ、はふ…… んむ、ちゅっちゅ ぢゅっ…… はふ、はふ」
じゅぽっじゅぽっじゅぽっ じゅるるる……っ
小さなお口で私のちんぽを頬張り、一生懸命じゅぽじゅぽ している。すけべすぎる顔。愛しさとともに、苛立ちが湧きあがる。このお口も、変形しているほっぺも、歯も舌も唇もすべて私が作り上げてきたものなのに、菓子ごときに寝取られた。
「……ぼっちゃま、私のちんぽのお味は?」
「はふ、はふっ おいひい、東堂のちんぽ、おいひぃ んむっ、ん、んぶ……っ」
「本当ですか? さっきの菓子よりも?」
「ん……あ、それ、は……」
は? 何を迷うことがあるのだ。あんなチープな代物に、私のちんぽが負けているというのか?
頭の中でまた、ブチリ、何かが切れる。腹立たしさを抑えきれず、つい喉の奥にぶちこんでしまった。
ぼっちゃまのお口まんこは、キツキツだがとても柔らかい。私のちんぽを包み込み、搾り取るようにじゅるじゅる と音を立てている。
「もう一度聞きますよ、私のちんぽのお味は?」
「んっ んっ あのね、ミルクティーにいれてる、ミルクの味がすゆ……っ どろどろしてて、ちょっと苦くて、でも、しゅきな味……」
「え? ああ、あれはミルクではなくておちんぽミルクですからね。私の」
「おちんぽ、みゆく……」
そうか、ぼっちゃまは私のおちんぽミルクの味がお好きなのか。
少しだけ機嫌が戻り、ちんぽの緊張も緩む。そうだ。ぼっちゃまはなんだかんだ言って、私の味が好き。私の料理や、私のちんぽや、おちんぽミルクの味が好き。
苛立ちが薄くなっていく。まあ、許してやってもいいかな、という意を込めて、口内に大量射精してやった
ぼっちゃまは「んぉっ んぉっ」と下品な声を漏らし、喜んでいらっしゃる。よだれを垂らし、口からあふれ出た精液に舌を伸ばし、ぺろぺろと舐め取っている。ああ、愛しのぼっちゃま……
「はあ…… ぼっちゃま、もう一度聞きます。私のおちんぽミルクは、さっきの菓子よりも美味しいですよね? ていうか、私のおちんぽミルクや料理以外は全部クソ不味いですよね?」
「ま、不味いなんてことは、な……っんぶ!? んぐっんお、んおぉ はふっ んっんぐっんぐっんぐ、ぐ……っう、う、んぅうううう〜〜〜〜」
「は? は? は? は? は? 何、何なんですか、あ、わかった、ぼっちゃま味覚がおかしくなったんだ、私の料理以外食べるから、味覚がおかしくなったんだ。そうに違いない、はあ、はあ、仕方ないですね、本当に仕方のない坊ちゃま、ですねっ」
ぐぽっ ぐぽっ ぐぽっ ぐぽっ
「んぉ〜〜…… あ、あう、ぁあう……っ」
「私は専属料理人ですからね、責任もってぼっちゃまの味覚を戻します、っは、はあ、まずはしっかり私のおちんぽミルクを飲みなさい、はあ、ほらほら、濃いの出しますよ……っ」
「は……っ んぃ……っ ぁ、う、〜〜〜〜〜〜〜〜」
ぼっちゃまに沢山おちんぽミルクを飲ませて、正常な味覚に戻してやらないと。私の作ったものしか受け付けない体にしないと。
そのためには、口から摂取させるだけではだめだ。もっと全身を使い、味わわせてやらないと。
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