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バスケ部ルーキー×熱血鈍感コーチ2
彼に言われるがまま、俺はジャージの下を脱ぐ。
なぜこんなことをしたがるのかは分からないが、進藤からいろいろなものを奪ってしまった俺は、せめてもの償いとして彼の望みに応えようと思う。
「な、なあ、汗臭いだろ、俺……進藤、あっ……本気、か」
「すううううううはあああああああ……」
「そんなとこ、絶対……くさいって……っあ、ああ、お前、舌が……っ」
汗を吸ったボクサーパンツに鼻を押し付け、息苦しそうにしている。かと思いきや、彼はパンツの隙間に舌を入れ込み、一層鼻息を激しくした。
「あっ…… ん、んぁあ……」
「後でこのパンツください」
「えっ……わ、わかった」
「はあ、はあ、はあはあ…… すうううはあああああ…… ふーっ ふーっ」
「ん、あっあっ、お、おい、さすがにそれは、ああっ進藤っ」
パンツをはぎ取られ、体育館の床に直接尻がくっつく。神聖な場所でなんてことを、と思う間もなく、彼は俺の太ももを割り開いた。
瞬間、顔がカッと熱くなる。誰にも見せたことのない場所を晒されてしまった。しかも、普段指導している生徒に。母校でもある、体育館のど真ん中で。
「コーチ、ここ、自分でくぱぁ ってしてみてください」
「え、あ……っく、くぱ……? え、何?」
「だから、指をこうして、こうです。足を限界まで開いて、こう……」
「こ、こうか……? な、なあこれ、すっげえ、はずかしい……」
――――どうしよう、進藤のやつ、故障のショックでおかしくなってしまったのか。
恐る恐る彼の股間に目をやれば、グレーのパンツの中心が先ほどよりも膨らんでいた。
しかも、ただ膨らんでいるだけじゃなくて、濃いシミまでできている。
まさか、血、だったりしないだろうか。いや、間接の炎症で流血なんてするはずがない。ないとは思うが、あの息の切れ方、この奇行、もしかするともしかするのか。
「な、なあ、進藤……お前のパンツの中、見せてみろ」
「はっ?」
「見せてくれ、その中、どうなってるのか」
「は、はい……っ おっけーです……」
俺は言われた通りにくぱぁ しながら、彼が下半身を晒すのを待つ。男のこんなところを見せつけて欲しがるだなんて、やはりどうかしてしまったのだ。俺は泣きそうになりながら、けれども彼の望みに応えようと懸命にくぱぁ する。
「コーチ、お望みのちんぽです、ほら……」
「あ、ああ……よかった、精液か……」
「は!? よ、よかったって……コーチ、今日マジで大胆……」
濡れていたように見えたのは、血ではなく精液だった。ビキビキと血管が浮くほど腫れあがったちんこは、白く濁った液体に包まれている。
それはそうと、そろそろこの態勢がきつくなってきた。楽な姿勢を探ろうと、腰を動かして角度を変える。指でくぱぁ したまま、ああでもない、こうでもない、と試行錯誤。
「っ…… 腰とおしり、そんなにフリフリしなくても…… すけべすぎ……」
「え、ち、ちが、すけべ、なんかじゃ」
「わかってます、わかってます。さあ、欲しがってたちんぽ、はめてあげますね……」
「え、あ……っ ああっ うそ、そんなところに、ちんこ……っ」
ずぷっ……→