世話焼きな番犬×頭の弱い乳牛♂

世話焼きな番犬×頭の弱い乳牛♂


※授乳手コキ
※母乳男性
※受けの母性に負ける攻め



「モモさん、どこですか! モモさん!」


 匂いを頼りにモモさんを探すが、ここらは母乳男性――通称・乳牛――たちが多く、乳臭くてたまらない。彼の匂いも紛れてしまって、俺の鼻をもってしても区別ができない。

「ああもう、少し目を離した隙に……っ」


 牧場の柵は、母乳男性保護法のため子供でも乗り越えられるほど低い。俺は走りながらそれを飛び越え、モモさんが向かいそうな方角へと進む。

 彼は人が好きだから、牧場の観光客が集まるカフェや中央公園に行くはずだ。ああ、悪い人間に乱暴されてないと良いが――――

「……っあ、モモさん! こら、お前たち何をしている!」


 カフェの手前の賑やかな人だかり。案の定、その中心にモモさんが居た。
 柄の悪い観光客に囲まれ、乳を揉みしだかれている。

 グルル、と喉を鳴らして接近し、よく見てみると、モモさんは乳を揉みしだかれているのではなく、自らの手で揉ませていた。


 牛柄の服を捲し上げ、搾乳機の痕がついた乳をうれしそうに突き出している。

 腹の底から、深い深いため息が出た。



「おちち、おちちだよ。モモのおちち、どうぞ、どうぞ
「はあっ、はあっ、はあ……っ へへ、なんだこの乳牛ちゃん、サービスいいじゃねえか……
「えへへ、モモのおちち、いっぱいあるの。ん、ん…… もみもみしてね、いっぱいだすの…… ん、んぁ、あ……っ垂れちゃう、のんで、おちち、おちち
「へへっ じゃあ遠慮なく……っう”ぉ”!?」


 唇を突き出した醜い男の脛を蹴り、モモさんの腕を掴んで走り出す。すると騒がしかった人だかりは真っ二つに裂け、俺たちを見て歓声を上げた。


「おお、あれが第三ファーム名物、どすけべ乳牛のモモちゃんとその番犬」
「番犬? パンフレットには狼って書かれてるけど」
「同じだろ、獣人の分類なんてよく知らんさ」




***




 遠くなっていく声に、モモさんは名残惜しそうに振り返った。足を止めるなと言っても聞かないから、横抱きにして無理矢理連れ帰る。
 腕の中で膨れている彼は、ぷりぷりと不満を零した。

「モモのおちち……おすそわけしたかったの、おちち、いっぱいあるの」
「だめですって、何度言えばわかるんですか。よそには有料で売っているモノを、無料で提供するのはルール違反です。だいたい俺は、その……あなたのことが心配で」
「でも、でも……あぅ、おちちが、あっ……こぼれた、こぼれた! うう、おっぱい濡れる、やだぁ……やぁあ……」


 母性が強すぎるせいか、質も量も最高ランクのモモさんの乳。所構わず溢れ出てくるからこそ、牧場で大人しくしておいてほしいのに。

「な、泣かないで、モモさん」
「やぁあ……うう……おちち、吸ってぇ……


 残念ながら母性の強さは悪い方向にも働き、人を見つけるやいなや無償で乳をあげたがる。たとえ相手が柄の悪い男だろうが、かつての俺のような、乳牛泥棒だろうが。

「もう着きますから、我慢して」
「やだ、おちち吸って 吸ってぇ…… ラル、はい、おちち、ちゅうちゅう ちゅうちゅうでちゅよ、ね、ね ラール
「……ああ、もう……っ」


 良くないとはわかりつつも、俺はモモさんのお願い事に逆らえない。
 イヌ科獣人の習性なのか、忠誠を誓った相手にはどうも強く出られないのだ。

――――どうしようもない俺を受け入れてくれたモモさん……母性が強く、誰にでも優しいだけだと知っていても……

「……では、あそこの木の陰で」


 くだらない頼みでも、何でも聞いてやりたくなってしまう。みんなこの人を馬鹿だというが、俺の方がよっぽど馬鹿だ。

 牧場はもう目の前だというのに。誰かに見られるかもしれない野外で、こんな行為。


「んーん、モモのおちち、みんなに吸ってもらうの。みんなの分、あるの」
「だから、いけませんって」
「ラル、モモはいろんな人におちちをあげるの。ミルクが高くて買えない人にも、おちちを飲んでほしいの、あ、あぅ……っ んぁ……


 人影のない木陰に彼を降ろし、大きめの乳輪にしゃぶりつく。ジュルジュルと音を立てて吸えば、モモさんは満足そうに「おいちいでちゅか おちち、おいちいでちゅか」俺の頭を撫で、さらに乳を溢れさせる。

「ん、ん……っ モモさん、出し過ぎ、っはあ…… そんなに飲めません、俺っ、あ、溢れる……っぢゅる ぢゅる……っ
「あん、ん、んぅ…… んあ、あう ん、ん、ラル、上手におちち、吸えまちたねえ…… よちよち、いいこでちゅねえ
「……っう、や、やめてください、恥ずかしい……あ、ちょっとモモさん!」
「ん、ん えへ えへ


 聖母のような笑みで、彼は俺のちんぽを扱き始めた。不器用でトロいくせに、俺のズボンのジッパーを下ろすのだけは巧みなのだ。

 唇にはデカ乳輪、下半身にはぷにぷにの手、野外。小鳥たちの健やかな鳴き声に混じり、粘っこい音が響く。


――――授乳手コキ、ああ、モモさんの授乳手コキ…… モモさん モモさん モモさん


「はい、ラル ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅーぱ しこ、しこ、しーこ きもちいいでちゅか
「ん"……っは、はあっ、モモさん、モモさんっん"……っ!
「がんばれラール がんばれラール しこ、しこ ちゅぱ、ちゅぱぁ……んっ
「んぐ、うぁ"……っはあ、だめですモモ、さん……っ出る、出る、出る……っ
「はぁい、お上手でちゅよ…… あ、ん、こぉら、噛み噛み、めっ、めっ! モモのおっぱい、噛み噛みしちゃ、めっ……っんぅ


 乳輪の真ん中、ツンと勃起した乳首を甘噛みすると、いやらしく伸びてきた。
 ジワァ……プシュッ プシュッ と吹き出してくる極上の乳。濃厚で甘いそれを啜っていると、自制心や理性が言う事を聞かなくなってくる。


 毎日の搾乳で開発された乳首は、少し引っ張るだけで長く伸びる。だらしなく熟れたぷくぷく乳首…… 真っ白い肌に浮かぶ、くすんだ桃色の母性とろっとろ乳首……っ


「モモ、さん……っはあ、はあ……モモさん、モモさん……
「んぅ〜〜…… ん、いいでちゅよ、ラルは甘えん坊さんでちゅねえ、ん、あ あ、あんっ ん、んぅ……えへ えへ かわいいでちゅね、ね…… あ、あんっ
「っはあ、はあ、モモさん、モモさん……っ もっと、もっとぉ……
「ん、いいでちゅよ しこしこ、しーこ ちゅぱちゅぱ、ちゅーぱ
「んぢゅっ んぢゅっ…… はあ、はあ、モモさん……っ モモぱい、うう、うまいっす……っは、はあ、んぢゅっ ぢゅるるるっ んぢゅ……っ

――――だめだ、これ以上は……っ ここで完全に理性を手放したら、きっとモモさんが叱られる。牧場主に、屈折した愛情を向けられているモモさんが……っ


「ラール えへ かわいいラール モモのおちち、おいちーい? もっと、ほちーい?
「ほ、ほち……っい、いや、俺は……っや、やっぱり、ほちぃ……いぃやいやいやいや、だめです俺は……っ んぢゅっ んぢゅうっ っはあ、はあ、ああっイグイグイグイグ……ッ

――――だめだ俺、絶対にだめだぞ…… ここで我慢できなければ、ならず者はこれだから、と言われてしまう……それは、俺を拾ってくれたモモさんの評価を落とすことに……だめだ、絶対にだめだ、だめだ……っ


「ん…… おちち、全部出ちゃったのかな、ん、んぅ…… あれ、あんまり出なくなっちゃった……ん、んっ、んっ
「あ、あっ、いけませんモモさん、強く揉んでは……っ」
「んぅう、もっとあげたいのに、出ないの……っおちち、出ないのぉ……っ んぅーー……っ ん、しょ、ん、しょ……っ

 モモさんが俺に乳を飲ませようと、一生懸命モモぱいを揉んでいる……っ むっちむちのモモばい……俺も揉みたい……っいや、だめだ、しっかりしろ、冷静になれ。

 そろそろ日が落ちてしまうし、夕方の搾乳に遅れてはどのみち牧場主に叱られる。あいつの部屋から、モモさんの喜んでいるような痛がっているような嬌声を聞くのはごめんだ。

 はやく、連れ帰らねば……っ


「ラル、うう……おちち、全部出ちゃったの……おちち、みんなにあげたかったのに、もうないの……う、うう〜〜……」
「っ……〜〜〜〜……だ、大丈夫、牧場で種付けすれば、また出ます……っほら、帰りますよモモさん、もう、ぐずらないで」
「んーん、モモは、モモはね……今、ラルにおちちをあげたいの、ね、ね、ラルぅ…… ラルに、おちち飲んでほしいのぉ……

――――あ”〜〜〜〜……だからだめなんだって、そんな目で俺を見るな、メスくさい乳の匂いで惑わせないでくれ……っ むっちむちのモモぱいを押し付けるな、乳首だけコリコリさせやがって、あ”〜〜〜〜……っ


「ラルがここで、種付けして……



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